![]() 七月大歌舞伎夜の部千穐楽を観てきました♪ 2年前の7月に初めて鏡花作品を観劇して、海老蔵丈&玉三郎さんが紡ぎだす鏡花ワールドにすっかり魅せられてしまい、なかでも 『海神別荘』 は大のお気に入り。今回は残念ながら 『海神別荘』 の再演はなかったのだけれど、『夜叉ヶ池』 再演と新作 『高野聖(こうやひじり)』 が上演されました。 もちろん 『夜叉ヶ池』 もよかったのだけど、こちらは再演なので割愛させていただくとして、やはり今回も海老&玉コンビの幻想的な鏡花ワールドに引き込まれてしまいました。 『高野聖』 は、しっとりとした “静” の芝居で、一部の独白を除いてはそれほど台詞も多くないのですが、そこはもう海老蔵丈にしろ玉三郎さんにしろオーラがありますからね、立ち姿、居住まいだけで見惚れてしまいます。 とくに海老蔵丈にいたっては、市川家は荒事がお得意芸ということもあり、古典では荒々しい “動” の芝居が印象的なのですが、それとはうってかわって 『高野聖』 のような “静” の芝居もとっても素敵なのですよね。 インタビューではちょっとばかし生意気だったり、私生活では女性を泣かせたりして鼻につくところもあるのですが(?!)、舞台上の海老蔵丈には悔しいほど魅了されてしまいます。なんといってもあの声がいいのですよね。古典の荒事のときとは違った、鏡花作品でのあの透き通った清涼感のある声がなんとも言えません。海神別荘の公子、天守物語の図書之助、そして今回の高野聖の宋朝。古典とは全然違う、まったくの別人みたい。 そもそも海老蔵丈に魅せられたのは、海老蔵に襲名する前の新之助時代に観た2004年お正月の 『十六夜清心』 の清玄役。それまでは澤寫屋いっぺんとうだったのが、あの清玄を観て以来、海老蔵丈の舞台もちょくちょく観るようになりました。 観劇帰りの電車のなかで早速 『高野聖』 の原作を読んでいたら、すっかり夢中になってしまい、もう少しで乗り過ごしそうになってしまいました。扉が閉まる直前に気づいて、ぎりぎり降りられましたけどね^^; また、海老蔵丈の鏡花作品観たいなぁ〜 できれば、『海神別荘』 がもう一回観たい! 玉三郎さん、松竹さん、是非是非ご検討のほどよろしくお願いいたします!!! 関連サイト・七月大歌舞伎公演情報 >> http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2008/07/post_27.html ・2006年7月 『海神別荘』 感想 >> http://honyakugeki.blog113.fc2.com/blog-entry-6.html 『高野聖』 原作 高野聖 (こうやひじり)地方伝道のために、高野山から派遣された回国の僧。学侶方(がくりょがた)・行人方(ぎょうにんがた)に対して、聖方(ひじりかた)のこと。のちには、高野山の下級の僧。また、その服装をした乞食僧(こつじきそう)。〜「大辞泉」より引用〜 |
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Studio Life 『夏の夜の夢』 劇団最優先予約のお知らせが届きました! だけど実は今の仕事の締切りが5月12日、東京公演千秋楽の翌日。。。 がんばって早めに脱稿すれば問題ないんだけど、今までの経験からいって締め切り前はいつも必死。。。どうしようかナ〜 いつ観にいこうかな。。。 締切りまでもう少し時間があるので、落ち着いて、ゆっくり慎重に検討したいと思います。そしてなによりも早めに訳了して、観劇に集中できるようにがんばらないと!
さて、雷神不動北山櫻の続きです。早速ですが、わたくし前回 「“ワイヤーなし“ の宙吊り」 と書きましたが、日本語矛盾してますね^^; ワイヤーないのに吊れません。正しくは “空中浮遊” です! 海老蔵丈がラスベガスのイリュージョンにヒントを得たという空中浮遊! 実は今回、3階最後列での観劇。下世話な話になりますが2,520円の席です。歌舞伎って高いんじゃないかと思われているかたがいらっしゃるかもしれませんが、後ろのほうの席なら小劇場とかわらないくらいのお値段で観られます。もちろん前のほうで観られることにこしたことはないですが、本当に良い舞台は後方席にまで伝わるものです。実際、わたしが初めて海老蔵丈を拝見したのは歌舞伎座の幕身席(3階席のさらに後方に設けられた席。当日券で好きな幕だけ観られる)でしたが、心の芯まで響きました。 ![]() 話がそれましたが、そういうわけで今回後方席でも十分楽しめたわけですが、この最後の場面、空中浮遊する不動明王だけはもう少し前で観たかった。。。 チラシや筋書き(パンフレット)、ポスターなんかの写真を見ると、とても迫力のある隈取り(メイク)なのですよ。2分少々という短い出番だったし、もっとじっくり観たかった〜 ところで今回、海老蔵丈初の座頭ということもあって、特別な思い入れもあったようです。筋書き(パンフレット)に海老蔵丈のインタビューが掲載されていて、そのなかにこんな言葉が記されていました。 ――この作品は、私の 「歌舞伎探し」 の始まりです。(中略)歌舞伎ってすごいですよね。江戸時代以来の歴史をたどると、当時の 「現代」 に生きた歌舞伎から古典として生きた歌舞伎になり、また今は古典として生きたところがありながら、現代に生きている歌舞伎でもある。古典としての歌舞伎は、今後勉強しなければいけませんが、この作品が新しい歌舞伎を模索する始まりでもある。―― (新橋演舞場初春花形歌舞伎「筋書き」より) 5歳で初舞台を踏み、以来25年間舞台に立ち続けてもなお 「歌舞伎探しの始まり」 とおっしゃる海老蔵丈。これからどんな舞台を観せてくださるのか、楽しみでなりません。 それから今年は 成田山新勝寺 開基1070年を記念して、劇場2階ロビーで出開帳が行われていました。 ![]() ![]() 来月、海老蔵丈は大阪松竹座で玉三郎さんとの特別舞踊公演にご出演されるようです。あぁ〜観たいなぁ〜さぞかし美しいことでしょう。。。 でもやはり遠征は無理なので、海老蔵丈の舞台はしばらくおあずけ。次回東京での舞台を楽しみに待ちたいと思います。 成田屋公式HP → http://www.naritaya.jp/index.html ブログランキングに参加してます! クリックお願いしま〜す♪→人気ブログランキングへ |
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新橋演舞場で上演中の 通し狂言 『雷神不動北山櫻』 を観てきました〜!
![]() まずはひとこと、 お・も・し・ろ・かった〜〜〜 ![]() 生粋の古典歌舞伎ファンの方はどう感じられるかわかりませんが、わたしのようなビギナー(ミーハーとも言う!?)歌舞伎ファンにとっては、わかりやすくて、とってもおもしろかった^^ 今回、座頭である海老蔵さんは 鳴神上人 (なるかみしょうにん) 粂寺弾正 (くめでらだんじょう) 早雲王子 (はやくものおうじ) 安部清行 (あべのきよゆき) 不動明王 (ふどうみょうおう) の計五役を勤めておられるわけですが、とはいっても、最後の不動明王はラスト2分少々登場するだけ。それでも話題の “ワイヤーなし” の宙吊りには 「おっ、宙吊りだ〜」 とそれなりに感動いたしました。 粂寺弾正は、昨年お正月に 『毛抜』 で拝見したのですが、今回、さらにパワーアップしていて、とってもおもしろかった〜 思わず大笑い〜 そしてこの五役のなかでいちばんツボにはまったのが、安部清行。原作では “食” に拘っているという設定らしいのですが(なにか好物があるらしい)、今回は、観客にわかりやすいようにと、無類の “女好き” という設定にアレンジ。齢(よわい)百歳を越えながら、容姿はいまだ若々しい陰陽師。 派手な立回りを見せたりする、他の荒々しい役どころとはがらりと変わって 「麻呂(まろ)はの〜」 なんて、なよなよした弱っちい語り口調で、女人のあとばかり追っかけている清行が、もう可笑しいのなんのって〜 今回は、随所にいろいろな趣向が凝らしてあって、最初に海老蔵さん自らが芝居のあらすじを紹介する 「口上」 があったり、役者が客席のあいだを歩いたりと、海老蔵さんの今回の芝居にかける意気込みが、ひしひしと感じられました。 公演詳細はこちら。→ 歌舞伎美人 初春花形歌舞伎To be continued... ブログランキングに参加してます! クリックお願いしま〜す♪→人気ブログランキングへ |
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明日10月14日(日)、歌舞伎役者、市川海老蔵さんのドキュメンタリーが放映されます!
『名門に生まれるということ・・・〜市川海老蔵・宿命と苦悩の物語〜』22:00〜23:15 フジTV 番組詳細はこちら。→ 市川海老蔵・宿命と苦悩の物語海老蔵さんと言えば、私生活での話題が絶えないので、ひょっとすると女性の中には反感をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう私生活云々は別として、舞台を観ると悔しいけどどうしても魅せられてしまうのですよね〜。先日の ドラクル もよかったけど、やっぱり本業の歌舞伎は格別です。 以前、別のドキュメンタリー番組で、海老蔵さんが(たぶんまだ新之助の時代)初めて弁慶を演じられたときのエピソードが紹介されていました。弁慶といえばお家の代表芸、絶対に失敗は許されない。初日前夜、あまりの重圧に耐え切れなくなり自宅近くの公園へ出かけられたそうです。そしたらそのまま眠ってしまい、気づいたときには朝。本人はてっきり丸一日過ぎて、初日の舞台に穴をあけたと思ったらしい。これで自分の歌舞伎人生は終わりだと思って帰宅すると、実際には一夜明けていただけで、父であり師匠である團十郎さんが寝ずに待っていてくださって、そのまま初日の舞台に立たれたとか。 そういう話を聞くと、たしかに自由奔放に見えるけど、その背中には次世代の歌舞伎という計り知れない責任を背負っていて、常にプレッシャーとの戦いなんだと思います。明日のドキュメンタリーも楽しみ! 個人的にはあまりドラマチックな演出をしてほしくないな、なんて思ったりもします。そのままでも十分、ドラマチックな人生だと思うので。 そしてそして、歌舞伎座 十二月大歌舞伎 の演目と主な配役が決まりました! 海老蔵さんもご出演されます!(昼・夜両方) 他には、玉三郎さん、勘三郎さん、獅童さん、さらには市川右近さんや笑三郎を始めとする澤寫屋の面々。夜の部には段治郎さんもご出演なさいます! その他の配役及び演目はこちら。→ 十二月大歌舞伎 今年は、歌舞伎座は2月に行ったきりなんだよな〜。舞台はもちろんのこと、あの赤い絨毯や柱、売店…、劇場の独特の雰囲気が大好き♪ 12月は久しぶりに歌舞伎座だ〜! 追伸日・月の2日間、母がこちらにやって来ます。ですので、次の更新は15日(月)の夜もしくは16日(火)の予定です。東京見物で面白そうなネタができたら、ご報告させていただきま〜す♪ blogランキング参加中です! クリックお願いしま〜す♪ →人気blogランキングへ |
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更新が遅れてしまい申し訳ありません。
先日、『ドラクル』 千秋楽を観てまいりました! キャストレイ: 市川海老蔵 リリス: 宮沢りえ エヴァ: 永作博美 アダム: 勝村政信 ガミュギル(医者): 渡辺哲 ブランシェ: 山崎一 司教: 手塚とおる ジョン・ジョージ(吸血鬼): 山本亨 マリー・ナダスティ(吸血鬼): 明星真由美 ラーム: 市川しんぺー プット・ケルブズ: 中山祐一朗 シアターコクーンはものすごく久しぶりでしたが、やはりとってもいい劇場ですね。今回、わたしはM列でしたが傾斜もしっかりついていてよく観えました。芝居のほうは、どことなく昨年観た Studio Life 『銀のキス』 と重なるところもあって、なかなか素敵なお芝居でした。(長塚作品とStudio Lifeが重なるというもの意外でしたが)吸血鬼でありながら人間の血は吸わずに、ねずみなどの動物の血を吸って生きているところ、人間の女性を愛してしまうところ、そして最後朝日を浴びて死ぬ間際に、愛した女性に 「(死ぬのが)こわい」 と言って手をぎゅっとにぎりしめるところ…。とくに、このラストシーンでは、サイモンとゾーイを思い出して涙しました。 先日観た、『愛、時をこえて』 のような歌あり笑いありの明るいドラキュラもいいですが、個人的には、今回の 『ドラクル』 や 『銀のキス』 のような、せつなくて悲哀に満ちた耽美な世界のほうが好きかなぁ。 ドラクル感想続きは 「追記を表示」 からどうぞ。 blogランキング参加中です! クリックお願いしま〜す♪ →人気blogランキングへ |
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『名門に生まれるということ・・・〜市川海老蔵・宿命と苦悩の物語〜』
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