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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

実務翻訳と文芸翻訳の違い;類語辞典

違いはたくさんあると思うのですが、わたしがとくに感じているのは「修飾語」の多さです。たしかに実務でも修飾語は出てきますが、基本は「完結明瞭」なので、読者によって受け取り方がばらつきやすい修飾語は、実務では極力避ける傾向があります。ちなみに、ここで言う「実務」とは、機械やITなどの技術翻訳、マニュアル、契約書、医薬翻訳などをさします。ニュースや記事などは、わりと修飾語も出てきますからね。

“I love you,” he said quickly.
という文があるとします。仮に、“「愛してるんだ」慌てて彼は言った” と訳すとします。(この際、例文のセンス云々は目をつぶってください(^^;)

この quickly(慌てて) というような修飾語のいかに多いことか。

例えば、said mildly(穏やかに/控えめに言った)、slowly(間延びした口調で)、tersely(ぶっきらぼうに、素っ気なく)、dryly(軽くあしらうように)、flatly(一本調子で、にべもなく)、crossly(意地の悪い調子で)…
他にも、heavily, smoothly, evenly, softly, sharply, bluntly, tightly…

まあとにかくいろいろあります。さらに厄介なのは同じ単語でも文脈によって、意味やニュアンスが微妙に違ってくること。例えば、mildly の場合、文脈によっては「穏やかに」 にもなれば 「控えめに」としたほうがしっくりくる場合もあります。慣れてくるとそれほど苦ではないのかもしれませんが、なにぶんまだ新米なもので、日本語の語彙力がかなり不足しており、しょっちゅう苦戦しております。

そんなとき利用するのが 「類語辞典」

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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