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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

マージナル 2

先週 wombチーム都市編、そして昨夜 uterusチーム砂漠編 を観てきました♪

初日、wombチーム砂漠編を観たときにはいまひとつ物語についていけなかったわたしも、都市編を観て砂漠編で謎だった部分が解明され、昨夜別のキャストで改めて砂漠編を観てさらに深みにはまり、観れば観るほどこのマージナルの壮大な世界観に圧倒されております。

そしてこの作品を20年も前に描かれた萩尾先生の頭のなかはいったいどうなってるんだ? はたまたこれを舞台化してしまう倉田さんでやっぱりすごい、と凡人のわたしはただただ驚嘆するばかり。

まず都市編はミカルとメイヤードを中心に展開されると聞いていたので、ある程度予想してはいたものの、砂漠編でお気に入りだった笠原グリンジャと仲原アシジンの出番が予想以上に少なく、ちょっと淋しかった。でもその分、ミカルやメイヤード、エドモスにエメラダがしっかり描かれていたので、砂漠編でなんとなくぽっかり空いていた穴が埋まってすっきりした感じ。

都市編で印象に残っているのは、吉田くんのナースタース。砂漠編ではたしか1回しか出てこなくて、しかも原作を読んでいなかったからカンパニーの人間というのがよくわからなかったんだけれども、都市編を観てこの謎も明らかに。ドリアングレイのときのヘンリー卿の従妹?役もそうだったけど、ナースタースのように気が強くて高慢なところがあって、でもって品のある女性役は吉田くんにぴったり。あの堂々とした演技ぶり、貫禄はお見事でした。メイヤードの死を知らされたときのナースタースには、思わず喉もとにこみあげてくるものがありました。

都市編を観てすぐ思ったのが、あぁ早くもう1回砂漠編が観たい! 笠原グリンジャと仲原アシジンをもう1回がっつり観たいというのもありましたし、都市編でようやく話の流れがつかめたので(遅すぎっ^^;)もう1回、グリンジャ&アシジン&キラを中心に観てみたいと思ったから。というわけで、wombチーム砂漠編、我慢できずに急遽来週のチケットも予約してしまった^^;

でもその前に、昨夜はもともとチケット購入済だったuterus砂漠を観劇。こちらはメインの3人がなんとなく想定内のキャスティングだったので、wombのときのような観る前の新鮮さはなくドキドキ感も少なめだったのですが、いざ始まってみると、いやぁマツシンキラ、流石でした。ただ可愛いとか、そういう見た目だけではなく、まさに夢の子供だった。うまく説明できないのがもどがしいですが、あの透明感とか、せつなさ感とか、グリンジャとアシジンにひしとしがみつくシーンは思わず胸がキュンとなりました。トーマの心臓のエーリクや数々の女性役をされてきた経験が、きっと活かされているのでしょうね。それにしても可愛かった

大ちゃんアシジンは、もう“まんま”(笑) 月の子のアートやOZのムトー同様、コミックのヒーロー役に大ちゃんはぴったりです。月の子のアートを思い出しふと思ったのですが、姜くんアシジンも観てみたいなと。そういえば、このあいだたまたまシバトラ見てたら姜くんが出ていて、人を何人も殺した少年役で、どすのきいた声でしゃべってて、花ざかりのオスカー寮長と全然違ったから、最初は 「えっ、姜くん!?」 と半信半疑だったのですが、よく見たらやっぱり姜くんだった。話を戻して、もし叶うならいつか笠原グリンジャ&姜くんアシジン&マツシンキラも観てみたいです。

まだuterus都市は残っていますが、3パターン観て思ったのは、やっぱり原作読んでないとちょっとわかり難いのでは?ということ。読んでない人は少なくとも両編観ないと片方だけではわからないんじゃないかしら?と、いらぬお世話かもしれませんがちょっと心配してしまいました。

逆に言うと観れば観るほど物語の世界観の壮大さがだんだんわかってきて、やみつきになるかも。砂漠編観たら都市編観たくなるし、都市編観たらまた砂漠編が観たくなる・・・。個人的には、エンディングは砂漠編のほうが好きかな。だからもしかすると、都市編→砂漠編で観たほうがおもしろかったかも。“もしかすると”の話をしてもしかたないですけれどね。

涙もろいわたしはライフの舞台ではしょっちゅう泣かされているのですが、今回は、じわっと目に涙が浮かぶことはあっても、まだそれほどハンカチが濡れてないです。泣くというより、今回は瞳孔が開きっ放しという感じ(笑) 知らぬ間に食いつくように舞台を観ています。それだけ惹きつけられるストーリーということなのでしょうね。

終演後のしおり配りは、先週も今週もやっぱり神野くんと原田くんだった。ほかのメンバーのときもあるらしいので、よほどわたしはこのふたりと縁があるらしい・・・。でも昨夜は終演後物販にジャック(科学者)の衣裳のおがっちがいて、思わずワッペンと猫キラポストカードを購入。ワッペンは科学者の衣裳の袖に付いているのと同じものだったので、記念に買っちゃいました にっこり

 08-09-19_猫キラ

それから昨夜の開演前の場内アナウンス、誰の声だろう?と思っていたら、笠原さんだった~! もうびっくり。聞き慣れない声だなぁと思ったんだけど、あれはきっと笠原さんだったはず。

8月末から始まったマージナルも残りあと1週間ちょっと。
劇団の皆さま、千秋楽までがんばってください!

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翻訳作品 放送情報

幻の西部劇シリーズ
『マーベリック』
出演:
ジェームズ・ガーナー
ジャック・ケリー
土曜夜11時~ 衛星劇場にて
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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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