ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

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Studio Life じゃじゃ馬ならし Hopeチーム

じゃじゃ馬ならし

東京公演千秋楽を観てきました。さすがは千秋楽ということもあって盛り上がりましたね~ “人生は演技”というテーマにはあいかわらず共感できなかったものの(^^; 今回はお芝居としてもかなり楽しめました

とくに青木くんのキャタリーナがめりはりがあって、女性の二面性のようなものがよりわかりやすくてよかったです。Wishチームのときは、あれほどじゃじゃ馬だったキャタリーナが急に従順になってしまうところがやや唐突に感じましたが、Hopeチームではその辺のキャタリーナの心の動きもうまく伝わってきて違和感を覚えませんでした。ラストの 「それで(夫が)満足するなら」 と言うときの声のトーンや表情もすごくよかった。

人それぞれ好みはあると思いますが、キャタリーナ&ペトルーチオのコンビも、個人的にはHopeチームのほうが好きだったかな~。どうやらわたしの中では、松本くんとヨシキさんはラブラブな純愛カップルというイメージがあるようで、今回のようなひとひねりもふたひねるもあるようなカップルには曽世さんや青木くんのほうが合うのかもしれません。キャタリーナが夫に対して怒りをぶちまけるシーンで 「“ファラウェイ※”ってなんなのよっ!」 と叫ぶところ、かなりツボでした(笑)

(※ファラウェイ(Far away.):曽世さん扮するペトルーチオが、連発する言葉。『夏夜』でいう「Get down.」みたいなもの。これ以外にも 「ジョインナス(Join us.)」 を連発していた。)

笑ったといえば、劇中、トラーニオ(山さきさん)がルーセンショー(大ちゃん)にアドリブで話しかけるシーンで、山さきさんが、

「残念なお知らせです。BDカードの数、フレッシュの織田に負けてしまいました」

とおっしゃったのもかなりウケました(笑) フレッシュの織田くん、召使い役で出演してるんだけど、たしかにオールキャストで歌って踊るシーン、かなり可愛いかった 千秋楽のあいさつでもセッキーが 「BDカード、織田に負けないようにガンバリマス」 と言っていたから、織田くん担当急増はまんざらウソでもなさそうです(笑)

それから千秋楽のあいさつで倉本さんが 「ぼくが芝居を始めたのは30年前で、その頃にはまだ生まれてなかった劇団員もいる。そんな彼らと、まさかスカートをはいて一緒に踊れるとは…」 とおっしゃっていたのが印象的でした。

先日はややテンション低めでしたが、こうして千秋楽を迎えると、やっぱりライフの芝居は好きだわ~と思ってしまいます(^^; さて、そんなわけで次回はいよいよ3年ぶりの 『WHITE』。そしてなんと11月には 『ドラキュラ』再演! 久々にキャスト発表を見て体が震えました~ 演目が発表されたときには、また再演か、といまいち盛り上がりきれませんでしたが、キャストを見てがぜん楽しみになってきた!

ドラキュラキャストのことを書き出すと長くなりそうなので、今日はこのへんで失礼させていただきます(^^;

それと、ありがたいことにまたまた字幕のお仕事をいただきました! 前回演出(校正)のお仕事をさせていただいていると書きましたが、同じシリーズのコメディで、今度は校正ではなく翻訳です。というわけで、またしばらくの間、更新をお休みさせていただこうと思います。次回更新は月曜日以降の予定です。どうぞよろしくお願いいたします。


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字幕演出

あぁ暑い。よけいに暑くなりそうだからあまり口に出して言いたくないんだけど、やっぱ暑い。いやいやもうとろけそうです。昔は夏が好きだったんだけどなぁ~ こっちに来てすっかり夏に弱くなってしまいました。地元の夏も湿度が高くてかなり暑いんだけど、都会の夏は建物の照り返しやらなんやらで、田舎者にはこたえます。

さてグチはこれくらいにして、最近 “字幕演出” というお仕事をさせてもらってます。演出といってもそんなに大袈裟なものではなく、いわゆる校正です。翻訳者さんからあがってきた第一稿を見て、誤訳や誤字脱字がないかチェックしたり、(字幕の)流れが悪いところがあれば修正したりする仕事です。当然のことながらまだまだ見習いの身なので、わたしが演出した後で熟練の方が再度見てくださるんですけど、いずれはひとり立ちしないといけません。それに見習いとはいえ、お手当てをいただいているわけですから、甘えは許されませんしね。昨夜も先日納品した演出のフィードバックが返ってきたので、今日はしっかりその復習をして、次のお仕事に備えたいと思います。

言うまでもなく自分で一から訳すのは大変なんだけど、別の人が訳したものをチェックするというのも、これまたすごく難しい。これまでで2回やらせてもらったのですが、どちらも納期ぎりぎりまでヒイヒイ言いながらやってました。でも他の方の訳を見るというのは、とてもいい勉強になります。

それと今やらせてもらってるのがコメディなので、古い作品なんだけどこれが結構面白くって、もともとゲラ(笑い上戸)なわたしは、案の定、夜中にひとり同じシーンを見ては、PCに向かってガハハと大声で笑っております。そんな面白さが伝わるような字幕がつくれるよう、これからもガンバリマス

最後に本のご紹介。会社のカフェにコピーがいつも置いてあって、気に入ったので思わず自分で本を購入してしまいました。“成功哲学” なんて書かれているけど、それほど堅苦しいものではなく、人生を楽しむためのちょっとしたヒントがコーヒーにからめて綴られているというものです。とくに押し付けがましくもなく胸にすうっと入ってきて、読んだ後はなんだか元気になれます。美味しいコーヒーの入れ方なんかも紹介されていて、とくにコーヒー好きの方にはお薦めです

『コーヒーブレイクに見つけた48のシンプル成功哲学』

   


映画 『じゃじゃ馬ならし』

浅草鬼太郎堂

先日観劇したスタジオライフ版 『じゃじゃ馬ならし』 が、(歌とダンスはよかったんだけど、お芝居としては)いまいち釈然としなかったので、理解の助けになるかもと映画版 『じゃじゃ馬ならし』 を見ました。結果、劇中劇のかたちになっていなかったことを除けば、スタジオライフ版とそれほど大きく異なる点はなく、やっぱりなんとなく釈然としないまま終わってしまいました。

その後、ライフのパンフレットに掲載されている松岡和子さんと倉田さんの対談を読んでいて、このモヤモヤ感の原因がちょっとだけわかったような気がしました。今回の倉田さんのコンセプトとして、女性が男性と対等に張り合おうとしても力じゃ負ける。だから調教されたように見せかけて、実は牛耳ってるのは女性。“人生は演技よ” というのがあるみたい。自分を分析するに、おそらくわたしはその考え方に共感できないんだろうなぁと思います。仕事をするうえで、たしかに不利な部分もあったけど、あまり男とか女とか意識したことなかったし、自分にやれることをやるだけと思って今も仕事してますしね~。それに、どちらかというと駆け引きも苦手なので、人生は演技という考え方もいまいちピンとこないのですよね。

シェイクスピア作品のなかでも 『じゃじゃ馬ならし』 はとくに解釈が分かれる作品らしく、松岡さんも翻訳にご苦労なさったようです。最後のルーセンショーの台詞が未来形(she will be tamed so.)になっているという点が、とても興味深かったです。たかがwill、されどwillなんですね。既刊の邦訳版では 「馴らされた(she was tamed.)」 と訳されてるものが多いんだそうです(とくに男性翻訳家は、こう訳しているケースが多いらしい)。8/11に、ちくま書房から松岡さん訳の 『じゃじゃ馬馴らし』(シェイクスピア全集20回20巻) が発売されるみたいなので、読み比べるのも面白そう。

いろいろな観方ができる 『じゃじゃ馬鳴らし』。Hopeチームを観るのが楽しみです

写真(↑)はじゃじゃ馬とは全く関係ないのですが、先日浅草へ行ったときに鬼太郎ショップの前で撮ったもの。『ゲゲゲの女房』 を見ているせいか、今、鬼太郎がちょっとしたMyブームなのです(笑)

じゃじゃ馬ならし(1966)(1966) - goo 映画
じゃじゃ馬ならし(1966)(1966) - goo 映画


Studio Life じゃじゃ馬ならし Wishチーム

パンダバス

昨日、やっと今戸神社へお礼参りに行くことができました。仕事のこととか、ほかにもいろいろといい事があったから、ずっと行きたいと思っていたのですよね。そして、念願のパンダバスにも乗れました。今戸神社へは歩いても行けるのですが(浅草寺から徒歩約12、3分)、昨日はさすがに暑くて 歩くのはちょっときつかったので。写真(↑)はパンダバスに乗っていたパンダさん。

さて、先週 『じゃじゃ馬ならし』 を観てきました。以下、感想です。ただ、ややテンション低めになってますので、ご了承くださいませ。

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どこ行くの?

なにげに角田さんのブログのぞいたら、おがっちがいた。

角田さんのブログ

ところで、今日仕事帰りに電気屋さんに寄ったら、メモリ¥3万もすると言われた(PCがひとつ前の機種だったら、1~2万くらいであるらしんだけど、わたしのPCのは3万するんだって)。さらに、パソコン自体が古いので(たしかに、かれこれ10年近く使っている)、メモリ増設してもあまり変わらないかもと言われた。3万出してメモリ増設するくらいなら、PC買い換えたほうがいいとも。ためしにパソコン売り場ものぞいて来た。たしかに10万くらいでそれなりのが売っている。 ハァ~ どうしましょ。


精跡-SEISEKI-

月曜日更新予定でしたが、週末の仕事に思いのほか時間をとられてしまい、日曜の夜また完徹だったもので、月曜は納品後、丸一日ダウンしておりました。お立ち寄りくださったかた、大変失礼いたしました。

いやもう、パソコンが重くて重くて。全然進まないんです。こりゃ、いよいよ買い替えか?という考えが頭によぎるも、ついこのあいだSST(字幕ソフト)購入したばっかで、そんな余裕はなく、どうしたものかと頭を悩ませていたところ、どうやらメモリの増設である程度(場合によってはかなりの)改善が見込めるらしいということを発見しました! 近い内に電気屋さんに行って聞いてこようと思います。

さて、言い訳はこれくらいにして、おがっちの外部公演 『精跡-SEISEKI-』 の感想に移りたいと思います。

とはいいながら、実をいうと内容がよくわからなくて、何をどう書けばよいものやら。。。 ともかく映画だったらおそらくR指定になるだろうと思われるくらい、かなりきわどく過激なシーンが多く、衝撃が強すぎてなかなか内容を理解するまでに至りませんでした。そんなわけで手を抜くわけではありませんが、内容については実に上手くまとめてくださってるサイトがありましたので、そちらをご参照いただければと思います。

http://engekilife.com/play/16974/review/15752#netabare

ともかくなんとも言えないお話しだったのですが、唯一の救いは(!?)、登場人物のほとんどがどこか常軌を逸しているなかで、おがっち扮する自称ミュージシャンの“緒方”と、オスカープロモーションの森山綾乃さん扮する“奴隷”だけは、わりとまともで、最後まで自分を見失わなかったこと。とはいえ、おがっちも序盤でややきわどいシーンがあり、ヒヤッとしましたが。スリーメンのあとだっただけに、そのギャップがね。。。 上記のサイトでも触れられていますが、この作品、脚本・演出が女性というのが驚きです。今回が4作目の公演とのことですが、1作目からご覧になってる方もいらっしゃるようで、かなりコアなファンのかたもおられるようです。でも申し訳ないけど、おがっちが出ないかぎり、わたしはこれきりになりそうです。。。(^^;

とういうわけで、感想はそこそこに(たいしたことが書けなくてすみません。。。)、アフタートークに移りたいと思いまーす

当日は、船戸さんが観に来られてて、急遽アフタートークに参戦されることになり、作・演出の角田さんと、おがっち、船戸さんの3人でトークが繰り広げられました。

おがっち 「(芝居は)どうでしたか?」
船戸さん 「・・・」
角田さん 「ふふっ」
船戸さん 「正直、よくわかんなかったです。。。(中略)あの、牛乳屋さん* はいったいなんだったんでしょう?」

*牛乳屋さん:芝居のあいだじゅう、ほぼずっと舞台上にいて牛乳を売っている、吃音障害のある男性。元有名(?)司会者だが、児童ポルノ関係の罪で業界を追われるという過去を持つ。

角田さん 「ふふっ、なんなんでしょうねえ。お昼の公演でも聞かれたんですけど。。。 この(芝居の)世界は、あの牛乳屋さんの夢だったんじゃないかと解釈されたお客さんもいらっしゃったようですよ。で、最後はその夢が覚めた、みたいな。。。」

おがっち、船戸さん、客席 「(大きくうなずきながら)なるほど~」

でも結局のところ角田さんからの説明はなく、真相は不明なのですが、どうやらそのあたりの解釈は観た方にゆだねられているようです(と、わたしは解釈しました)。

ひとつ、角田さんから説明があったのは、ラスト、森山さん扮する奴隷女が、障害者になる実のなる木を切り倒すんですけど、あの木が切り倒されたことで、周りは全員もとの世界に戻るんだけど、木を切った本人だけは戻れず、奴隷のままでになってしまったということ。(そして、緒方が自分の子孫を残すためにその奴隷を買う。見つめ合うふたり。その後、舞台中央で例の牛乳屋さんが意味深な笑みを浮かべたまま暗転して、ジ・エンド)

そして今回の舞台、3人の奴隷女が監禁されている牢屋、精子バンク、精子バンクのドクターの家庭という3つの物語が同時進行するんですけど、その手法について、おがっちから角田さんに質問がありました。

おがっち 「あの同時進行のかたちは、どうしてああやろうと思われたのですか?」

角田さん 「もともと第1回公演のとき、いろいろな方に出演オファーを出す際、みなさんに“メイン”の役だと言ってしまったんですよ。それで、どうしようと思って、ダブルキャストとかも考えたんですけど、最終的にこういうかたちになり、それ以来、ずっとこのかたちが続いてるんです」

ちなみに角田さんは、基本すべて当て書きだそうで、稽古が進むうち、実際に役者さんを見てどんどん内容が変わっていくそうです。それと役名を考えるのが苦手だそうで、実名のままが多いとか(おがっちも今回の役名は “緒方” でした)。

おがっち 「僕、(スリーメンの)旅公演で途中稽古に出られなかったから、そのあいだに僕のシーン削られちゃったんです」

角田さん 「どうしてもね~見てないとわからないから、そうなっちゃうんですよぉ~。だから今回も、最初にお渡しした企画書と、ずいぶん内容が変わってます(笑)」

最後に、気になるお二人の出会いについてですが、映画 『青すぎたギルティー』 のときに初めて会われたそうです(ちなみに同映画の平波監督は、『精跡』 で使われた舞台映像も担当されておられます)。その後、おがっちが、角田さんの過去公演のDVDや、実際の舞台を観られたり、角田さんもライフの公演をご覧になったりして、何度か出演の話もあったそうなんですが、ライフの公演と重なったりして先延ばしになっていたのが、今回ようやく実現に至ったとのことでした。

突然呼ばれた船戸さんはドギマギされてたみたいですが(笑)、ライファーにとっては思いがけないサプライズで、楽しいお話しもいろいろと聞けましたし、とてもラッキーなトークショーでした。

おがっち、本当にお疲れ様でした! ずっとお休みなしで大変だったと思います。どうかじゅうぶん休養なさって、WHITEでまた元気な姿を見せてくださいね~。あ、でもその前にイベントがあるんだった。ワーイ

それでは、稚拙ながらこれにて精跡観劇&アフタートークレポとさせていただきたいと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


次の仕事

まず、『精跡』 のチケットですが、変更してもらえましたー!!
角角さん、ありがとうございまーす!
それと 『精跡』 特設サイトでアフタートークの全日程発表されてました。
『精跡』 特設サイト

さて、次はお仕事の話。ワーイ、またお仕事いただけました!
でも今回も翻訳とはちょっと違って、過去に字幕付きのDVDが出ている作品を、新たに専用ソフト(SST)でスポッティング(※)をとって、字幕を転記していくというもの。1970年代の作品で、尺(時間)は約100分。未見の作品なので、どんな内容か楽しみなのですが、なにしろ納期が12日(月)午前9時なので、残念ながら楽しんでる余裕はなさそう。明日(今日)は派遣の日だし、週末は 『精跡』 がありますしね~

そんなわけで、『精跡』 の感想含め、次回は12日(月)更新の予定です。
どうぞよろしくお願いします。

※スポッティング:映像を見ながら専用のソフト(SST)を使って、字幕のタイミングを打ち込んでいくこと。


緊急連絡!

おがっちこと、Studio Life の緒方和也さんが出演されている 『精跡-SEISEKI-』 ですが

アフタートークの日程が変更になったそうです!

当初、緒方くんは 9日(金)ソワレ終演後のアフタートークにご出演予定でしたが、

10日(土)ソワレ 終演後に変更になりました。

メールでお知らせが来たんだけど、チケットは変更してもらえるのだろうか???
ダメもとでさっき、変更依頼のメールを送ってみました。
さて、吉と出るか凶と出るか、回答がきたらご報告します。


壁の中の妖精

壁の中の妖精

先週、春風ひとみさんの一人芝居 『壁の中の妖精』(於: 池袋 あうるすぽっと)を観てきました。以前、テレビで見て、一度ナマで観てみたいなぁと思っていたところ、たまたまある方から招待券をいただいたのです。

舞台はスペイン内戦後のアンダルシアの小さな村。フランコ独裁政権による処刑を免れるため、約30年間、自宅の壁の中で隠れて過ごした夫を、励まし、支え続けてきた妻と、その娘の物語。

実をいうと、少人数のお芝居は好きなんだけど、一人芝居は(偏見かもしれませんが)自己陶酔型が多いような気がしてあまり得意ではないのです。でも、この 『壁の中の妖精』 は例外。テレビで見たとき、なんだかすごく感動してしまい、その時はどうしてなのかよくわからなかったのですが、今回舞台を観てわかったような気がします。

まず、一人芝居なのですが、春風さんが演じるのは、娘の幼少期、夫を支える妻、成長した娘、年老いた妻、家を訪れる客人etcと、一人で何役も演じられるので、まったく飽きさせない。もちろん、その演じ分けが見事で、声色から立ち振る舞いまで、ほんとにすばらしくて、オープニングから圧倒されてしまいました。本作はミュージカル仕立てになっていて、歌もたくさんうたわれるのですが、元タカラジェンヌですからね~もう文句なしです。曲はピアノとギターの生演奏で、これがまたすばらしい! ほかにも、幼い娘が妖精だと思っている父親が、壁の中から娘に語って聞かせるおとぎ話を、影絵で見せるという演出も、舞台を盛り上げていました。

処刑を免れるために長い間、自宅の壁の中で暮らすと聞くと、なんとなく 『アンネの日記』 を思い出しますが、この 『壁の中の妖精』 もまた史実をもとにした作品で、実際にこんなことがあったのだと思うと、とてもやりきれない思いになります。

ただ、こうした重たいテーマを扱いつつも、この 『壁の中の妖精』 は決して暗くなくて、明るさや生きる喜びを忘れず必死に生き抜いてきた人たちの姿を、歌や、ときにはユーモアを交えて描いていて、まさに副題の 「生きているってこんなに素晴らしい」 というメッセージを伝える、本当にステキなお芝居でした。

『壁の中の妖精』 は今年で17年目、今公演中には300ステージを超えるそうです。どこかで、今年が最後になるかも、というような記事を読んだ気がするのですが、春風さんの体力が続くかぎり、ぜひともこれからも続けていっていただきたいと切に願います(めざせ、森みつ子さん!)。

『壁の中の妖精』 のもとになった本。




青すぎたギルティー 再上映!

さっき 神野くん のブログのぞいたら、『青すぎたギルティー』 の上映が告知されてました~

「映画太郎」 VOL.0

◇ 7/7(水)~7/11(日) 原宿KINEATTIC
◇ 時間:13:00/15:30/18:00/20:30
◇ 料金:800円(当日券のみ)

『青すぎたギルティー』 上映スケジュール
● 7/7(水) 18:00
● 7/9(金) 15:30
● 7/11(日) 20:30

映画太郎オフィシャルブログ


『精跡-SEISEKI-』 ともろかぶってますが(^^; 前回見逃された方は、この機会にぜひ!!


Be With Produce "ROMEO x JULIET"

少し前になりますが、奥田くん が出演されていた Be With プロデュース 『ROMEO x JULIET』(於: 池袋 シアターグリーン BOX in BOX THEATER) を観てきました。3月のスタジオライフ連鎖公演で、アンテ(『トーマの心臓』)とシュテファン(『訪問者』)を演じられた 植田圭輔くん がジュリエット役。フツーに女の子でした(笑) 超愛かったです

正直、幕が開いてしばらくは、学芸会(すみませんみたいで、あららぁ~という感じだったのですが、いつのまにか舞台に引き込まれて、途中なんどかウルッとくることも。みなさん、イケメンで演技も一部の方を除いては(!?)上手なんですけど、若いからですかねぇ、始めのうちはどうも希薄な感じがしてしてしまって。。。でも客席は満杯。補助席も出ていて、2つある階段通路も座布団席(座布団はなく、直に座っていた気がしますが)で、ぎっしり埋まっていました。客層は、ライフの舞台に比べるとかなり若かったような気がしますね~ それぞれの出演者の方にファンがついてらっしゃるようです。わたしの隣も十代後半か20代前半くらいの女の子で、植田くんのファンなのでしょう。ジュリエットが登場するたび、両手をグーにして口にあて、小さく歓喜の声をあげてらっしゃいました。

ストーリーはシェイクスピアの 『ロミオとジュリエット』 の舞台を未来都市に置き換えた、オリジナルものなんだけど、基本貴族社会でナントカ侯爵とかいう呼び方は残ってるし、衣装もほとんどは中世のいわゆる貴族っぽいもので、一方ネットがどうのとか、セキュリティーがこうのとか、設定は近未来で、そこのところの違和感がなんとなく最後まで拭えなかったのが残念でした。

でも、ロレンス神父(厳密にいうと元神父)が、実はモンタギューに恨みをもっていて、ロミオが生まれたときに、隣のベッドの赤ん坊とすり替えたという発想は、かなり意外性があって面白かったです。そして、モンタギューがキャピュレット家の長男だと思って自ら手にかけた青年が、実は自分の本当の息子で、ロミオが敵だと思って殺したキャピュレットが実はロミオの本当の父親で、ジュリエットが親の仇とは知らずに恋に落ちた相手が、実は自分の兄だったというくだりは、いや~実に面白かったです。

共演者の方が若かったということもあり、奥田くんがとてもしっかりして観えましたね~ 舞台を引っ張っているというか、奥田くんがいることで舞台が締まってみえました。Jr.5祭ブログ で、ヘン顔を披露している人と同一人物とはとうてい思えませんでした(笑) ちなみに奥田くんは、その元神父のロレンス役。オリジナルとはいえ、まさかロレンス神父役とは意外でした。ただ原作とはかなり違っていて、母親がモンタギューの愛人で、そのあいだに生まれた男児(ロレンスにとっては異父弟)を、モンタギューに殺され、そのせいで母親も気がふれて死んでしまったという過去があることから、モンタギューに恨みを持っていて、今では神父をやめ、ロミオとジュリエットを遠くから見守りつつ、モンタギューへの復讐の機会を狙っているという設定でした。いわば、ならず者という設定で、衣装は 『訪問者』 でチビオスカーから双眼鏡を奪おうとする不良が着ていたのとよく似てました。もしかして、あの衣装使ったのかも!?

男同士が見つめ合ったり、抱擁し合ったりするのは、ライフで見慣れてるかと思ったけど、また顔ぶれが変わると新鮮で、しかも植田くんジュリエットは超可愛いし、ロミオ(吉田友一さん)もとっても美男子だったので、ふたりが抱き締め合うたびドキドキしちゃいました。特に、ロミオが後ろからジュリエットをぎゅっと抱き締めるシーンは、もうたまりませんでしたね~(笑)

ほかには、ティボルト役の太田基裕くん、パリス役の宮澤翔さん、マキューシオ役の西村ミツアキさん、エスカラス役の田中伸彦さん、バルサザー(Be With版ではロミオの兄)役の田井和彦さんが印象に残っていて、なかなかしっかりした演技をされてるなぁと思いました(←上から目線ですみません)。今後のご活躍に期待しております!

物販で役者毎のブロマイドが売られていたので、終演後、奥田くんのを買うつもりで立ち寄ったところ(奥田くん、すごくカッコよかったのですヨ。ライフではなかなか見られないショットだったので)、なぜか代わりに購入してしまったパンフレット(↓) パンフレットなんて全然買う気なかったのに...(^^;
bewithロミジュリ


おがっちについて。

先日、母が上京していたことは前にも触れましたが、そのとき母にこんなことを言われました。母のお友達がこのブログを見てくださっているのは以前聞いて知っていたのですが、その方が近ごろ頻繁に出てくる “おがっち” って誰? ていうか何?とおっしゃっていたそうです(^^;

いつの頃からか勝手に、おがっちと呼ばせてもらってますが、そうですよね~ 初めてご覧になった方はわからないですよね~

というわけで、すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、今回は改めましておがっちの紹介をさせていただきたいと思います。

おがっちとは、劇団スタジオライフ の役者さん、緒方和也さんの愛称です。詳しいプロフィールについては、劇団HPの劇団員紹介を見ていただくとして、ここではわたしがファンになったきっかけや、最近の出演作について書かせていただきたいと思います。

まず、劇団に入団されたのが2007年で、その年の秋に上演された新人公演 『WHITE』 で、自分の殻に閉じこもった男の子、三角くん 役を好演。個人的に、この三角くんというキャラクターが大好きで、この年もどんな子が三角くんをやるのかなぁと楽しみにしていたのですが、予想以上に緒方くんの三角くんに感情移入してしまって、お芝居中盤から涙腺緩みっぱなしでした。そんなわけで、わたしの中では歴代No.1の三角くんで、以来、緒方くんを応援し続けているという次第であります。

そしていよいよ今年9月には、3年ぶりに 『WHITE』 が再演! もう一度、緒方くんの三角くんが観られるかもしれないとワクワクしながらキャスト発表を待っておりましたが、残念ながら三角くんは他の方でした。でも、緒方くんが配役された ウィンディ という役は、実をいうと三角くんに次いで好きなキャラクターなので(←これ本当!)、とっても楽しみです。ウィンディも好きなシーンがたくさんあるのですヨ~

とにかく 『WHITE』 自体が大好きな作品なので、今から9月が楽しみでなりません。ウィンディ以外では、新たな三角くん、フレッシュ(新人)鈴木くんのマドンナ、そしてまさかの奥田くんのバオバブに注目したいと思いまーす♪

少し話がそれましたが、おがっちの話に戻ります。最近のおがっちの出演作は、なんといっても 『スリーメン イン ア ボート+ワン 。観客巻き込み型の4人芝居で、本当に楽しくてステキな作品でした! 4人芝居ということで、新人公演や若手公演以外では、これまでで一番登場シーンも多く、中身的にもとても濃密でした。さらには4人の中で中心となって観客をぐいぐいと引っ張っていく役で、その姿がほんとうに頼もしくて、劇場が新人公演と同じウエストエンドだったということもあり、感慨もひとしおでした。

そして約20日間にわたる各都市公演ツアーも無事終えられ、来週からはいよいよ外部公演スタートです(七夕が初日!)。今度はサンモールスタジオという、ウエストエンドよりもさらに小さな劇場で、出演者が14人という、これだけ聞けばスリーメンとは真逆の芝居。角角ストロガのフ さんの舞台は、おがっちも初めての参加らしいし、わたしももちろん初見なので、どんな作品なのか楽しみです。タイトルは 『精跡-SEISEKI-』 。公演中、いろいろなイベントも企画されているようで、9日(金)ソワレ終演後には、おがっちのアフタートークもあります! (→ 10日(土)ソワレ終演後に変更になりました!) どんな話が聞けるか楽しみだわ~

とまあ、おがっちのことを語りだすと際限なく続きそうなので、今回は(!?)このへんでおひらきにさせていただきます(笑)。ご清読ありがとうございました!

おがっち関連リンク
劇団スタジオライフ (おがっち所属劇団)
「THREE MEN IN A BOAT + ワン」BLOG (前回出演作公演ブログ)
「精跡-SEISEKI-」 (次回出演作特設サイト)
精跡表 (「精跡-SEISEKI-」稽古場日誌)
 ※偶然にも、おがっち、今日7/3の記事で、愛称のことについて触れておられます^^ 写真も掲載されてますヨ~


なお、稚拙ながら2007年新人公演 『WHITE』 の観劇記も綴っております。もしもご興味のある方がおられましたら、左下「カテゴリー」内の「WHITE 2007」からどうぞ。


安らかに。。。

なんとなくまだ本調子ではないですがいちおう復活です! なんとか無事、日本語起こしの仕事を納期どおり完納したものの、なんせ根をつめる作業だったもので、妙な疲れ方をしています。きっとこの暑さのせいもあると思う。。。それと、パク・ヨンハさんの死。。。

派遣先のビルのエレベーター内に小さなモニターがあって、天気予報とかニュースとかが流れてるんですけど、今日の仕事帰りにふと見やると、パクなんたらという韓国人らしき俳優さんが亡くなったとかで、葬儀に大勢のファンが詰め寄せた、とかなんとかというニュースをやっていて、もしかして冬ソナの人?と思いながらも、とくに気にとめることなく、そのまま帰宅。しばらくして、でもやっぱり気になるので、Yahoo!ニュース見てみたら、やっぱりそうだった。

とくにファンだったというわけではないのです。ただ冬ソナは結構ハマって見てたし、うたばんでも見たことあったし、あと従弟にちょっと雰囲気が似てたから、なんとなく勝手に親しみを覚えていたのですよね。そしたらなんと自殺だというじゃないですか。しかも32歳という若さで。いったい何があったのか、今となっては推し量るよしもありませんが、とにかく残念で悲しくて悔しいです。なんとかならなかったの、他に道はなかったの?と問わずにはいられません。今はただ、ご冥福を祈るばかりです。

写真(↓)は先日、母が上京した際に訪れた葛飾の柴又帝釈天で、たまたま猿まわしをやっていて、その時に撮ったもの。出し物終了後、猿遣いさんが、さわっても大丈夫ですよとおっしゃってくださったので、おそるおそる手を出してみると、お猿さんがふたつの小さな手を、ひょいとわたしのてのひらに! その温かいことといったら、まるで人間の赤ちゃんのようで、感激してしまいました。今から思うと、こんな小さなお猿さん(たしか3歳とおっしゃっていた)が一生懸命生きてるのに、パクさんもなんとかならなかったのかと思わずにはいられません。わたしは相変わらず凹むことが多いし、この先辛いことや苦しいこともあるかと思いますが、そんな時は帝釈天で出会ったお猿さんのあの小さな手の温もりを思い出して、自分を励ましたいと思います。

帝釈天にて


翻訳作品 放送情報

幻の西部劇シリーズ
『マーベリック』
出演:
ジェームズ・ガーナー
ジャック・ケリー
土曜夜11時~ 衛星劇場にて
絶賛放送中!
番組HPは、コチラ

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

カテゴリー
お薦め!


『リカ』
~ DVD 発売中!~
ウエストエンドスタジオプロデュース
2009年8月上演舞台
原作:五十嵐貴久(幻冬舎文庫)
脚本・演出:-もとひろ
◇問合せ:Westend Studio
演出家-もとひろさんのblog
DVD予告編
公演詳細





美・チャンス(『WHITE』)収録


Studio Life 『ドラキュラ』
劇中曲収録


Studio Life 『トーマの心臓』
劇中曲(アヴェ・マリア他)収録


















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