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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

江戸の夕映え

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またまた更新が滞ってしまいました。みなさま、如何お過ごしでしょうか?

わたしは、あれから2、3日風邪を引きずっておりましたが、おかげ様で無事完治しました。でもって風邪が治ったと思ったら早速仕事が入りまして(ありがたや~)、日曜日までそちらに追われており、本日久しぶりにのんびりとした休日を送っております。

そんなことよりッ!

海老蔵丈&麻央さんご夫婦に女の子が誕生したそうで、おめでとうございます!!! 何かと注目を浴びる環境で大変かと思いますが、元気で健やかに育っていかれることを心から願っております。

ところで、仕事に追われてると言いつつ、実は先日歌舞伎観劇に行ってきました(チケットは1ヵ月以上前に確保してるので仕方ないのです)。

公演の詳細はこちら。>> 七月大歌舞伎

一部の「吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)」も二部の「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」もよかったのですが、今回はラストの「江戸の夕映え」について語らせていただこうと思います。

正直、観る前はそんなにも期待してなかったのですよね(成田屋さん、すみません^^;)。今回、昼の部では「楊貴妃」、夜の部では「江戸の夕映え」をやっていて、あらすじを読んで、どっちでもいいかなぁと思っていたのです。結局、昼の部は「勧進帳」があるせいか発売初日から残席薄で、必然的に夜の部のチケットを購入した次第。

ところが、実際観てみたら、よかったですッ!!!
海神別荘、天守物語に並ぶくらい好きかも

概要(Website歌舞伎美人より引用)

江戸幕府は瓦解し、新政府となった明治元年の夏。直参旗本の本田小六は、許嫁の松平掃部の娘お登勢を残し、幕府軍へ加わり軍艦に乗り込んで函館へ旅立ってしまいます。一方、同じ旗本でも小六の友人である堂前大吉は、柳橋芸者のおりきと夫婦になり町人として暮らし始め、あれから音沙汰のない小六の身を案じているのですが...。

数々の新作歌舞伎を残した大佛次郎の代表作。激動の幕末を生きた市井の人々を主人公に、江戸の人情味や粋を巧みに描きます。今回は、大吉を勤める團十郎の演出で、祖父と父が演じた小六を海老蔵、おりきを福助、掃部を左團次で当月の舞台を締めくくります。


ストーリー的にはありがちな話なんだけど、ゆったりとした時間の流れ、沈黙の妙、ひとつひとつ丁寧に語られる台詞、繊細な演技etc。これぞ“和”という感じの、本当にすてきな舞台でした。

役者さんも皆さん素晴らしかったのですが、何といっても層の厚い女形陣。中でも、おりき役の福助さん、お蝶役の宗之助さんはホント素敵でした

そしてそして気になる役者さんを発見! 海老蔵丈演じる小六の許嫁のお登勢。久しぶりにビビッときた女形さんです。でも、今回筋書き(パンフレットのようなもの)を購入してなかったので、メインのキャスト以外の配役がわからず、芝居中も、ずっと誰が演じてるんだろう?と思いながら観ておりました。ところがしばらくして、あれ、この役者さんひょっとしてアノ人では?と思ったら気になってしかたなく、結局終演後に筋書きを購入しました(笑)

その場で即配役をチェック。当たってました。お登勢役は 中村壱太郎(かずたろう)さんでした!

壱太郎さんといえば、先月母と一緒に行った歌舞伎鑑賞教室で初めて知った役者さん。あの時の静御前もステキだったけど、今回のお登勢も可愛かったぁ~ 可憐さの中に、小六を一途に想い続ける芯の強さも持ち合わせていて、ラストの無言の再会シーンには、思わず胸が熱ーくなりました。

無言の再会シーンといえば、あそこに日本の芝居らしさが凝縮されてる気がしましたね~。現代劇や欧米の作品ならあそこで何か付け足しそうな感じがするんだけど、あの言葉はいらない、佇まいとその場の空気だけですべてを語るという芝居は日本ならではという気がしました。

筋書きによると、本作は大沸次郎が九世海老蔵のために書き下ろした作品とのことで、原作本が出てないかAmazon.comでチェックしてみたのですが、残念ながら出てないみたい…。またぜひぜひ再演していただきたいです!!!

さて、江戸の夕映え原作本は見つけられませんでしたが、来月いよいよ 「歌舞伎座さよなら公演DVD第4巻」 が発売されます! 平成21年7月に上演された玉三郎さんと海老蔵丈の「海神別荘」と「天守物語」が収録されてるDVDです! 残念ながら、わたしは今すぐの購入は無理ですが(かなり値がはるのです…^^;)、何とか年内にはGETしたいと思いまーす。




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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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