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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

The Grand Life レポ 完結篇

今日は前置き抜きで、早速、本題に入りたいと思いま~す♪

『Daisy Pulls It Off』 トーク コーナー

メンバー:
倉本さん、藤原さん、マッキー、深山さん、ヨシキさん、笠原さん
林さん、曽世さん

最初に、MC曽世さんから倉本さんへ、昨日ご紹介した舞台裏シリーズのタイトル 『Border』 について質問がありました。

MC曽世さん 「どうして Border というタイトルにされたのですか?」

倉本さん 「…役者というのは嬉しい(楽しい?)という気持ちだけわかっていてもダメだと思うんだよね。悲しいという気持ちもわかってないと。悲しいという気持ちがわかってないと、嬉しいという気持ちはわからない。それと同じで、金持ちだけの気持ちをわかっていてもダメ。貧乏の気持ちもわかってないと。…(中略)…ぼくの場合、仕事でも役者とスタッフという両方をやらせてもらっていて、なにをやってるんですか?と訊かれたら、芝居やってます、って答えるのがいちばんイイと思うんだよね。どっちかに偏るんじゃなくて、常にそのあいだ、境界(ボーダー)にいたいという思いがあるんだ…」

あれからかなり日にちが経っているので、実際の言葉と多少相違があるかもしれませんが、おっしゃった内容はだいたいこんな感じだったと思います。あんなふうに倉本さんが真面目に、とつとつと語られる姿を初めて見て、あぁ、やっぱりこの人も芝居が好きなんだなぁと改めて思いました。倉本さん、なんだかとってもかっこよかったです

このあとは、各々の役者が当時の思い出話を語ってくださいました。まずは、初代シビル・バーリントン役の笠原さん…



* * * * *

笠原さん 「…とにかく、毎日、アドリブを考えるのが大へんだったという記憶がある。芸人さんの気持ちがよくわかったよぉ~」
(横から石飛さんが) 「だってねぇ、この人、朝(劇場に)来たら、いっつも、ネタ合わせしよう!って言うんだよ~」

ヨシキさん 「いやぁ、ほんとに大だった。ぼくはちょっとやりすぎたかなぁって…」

どこかの編集者(関係者?)の方はヨシキさんの女役は、これ(モニカ・スミザーズ)しか観たことがないらしく、「彼(ヨシキさん)の女役、すごいんだよ~」 と触れ回っているらしい。わたしもヨシキさんのモニカにはびっくりした。ちびまるこちゃんの野口さんを見るたびに、ヨシキさんモニカを思い出すのはわたしだけ!?

びっくりしたと言えば、笠原さんのシビルには本当に面食らった なんといったって、それまでオスカーとOZの19(ナインティーン)しか観たことなかったし、イベントとかも行ったことなかったから綾小路三姉妹なんてのも知らなかったし、オスカー演ってた人が…って、一瞬呆然とした。ある意味、今回の高根フレッシュと同じくらい衝撃的だった(笑)

深山さん 「クレア先輩(曽世さん)がすごい貫禄があって、1年上の先輩に見えなくて、クレア先輩!って言うとこで、何回か、クレア先生!って言いそうになった」

曽世さん 「あぁ、そんなに貫禄あったんですかぁ~ 光栄ですね~」 (隣でぼそぼぼそ言ってる笠原さんに向かって) 「でも笠原さんだって、3?歳で初めて女子高生役やったんですから~」

マッキー(ベリンダ役) 「ぼくもアドリブ苦労しました。いつも林さん(シビル)からなんて来るかわからなくて、冷や冷やしてました なんて言われるかいちおう事前にあれこれ予想していくんですけど、こう言われたら、ああ返そうとか…。でも当たったためしがない…。ベランダと来たら、日光浴(???すいません記憶が定かじゃない…)って返そうとか…」

曽世さん 「そっかぁ、いろいろ考えてたんだね~ でも、マッキーもいろいろ言ってたじゃない?」

林さん 「言ってた、言ってた~ 一回(シビルのことを)しげる、って言ったことあったよね~」

たしかにアドリブありましたね~ わたしがいちばん記憶に残っているのは(シビルの呼び方で)、初演でマッキーベリンダが、たしか山さきさんシビルに向かって言った 「チビ太っ!」 このとき客席も大ウケだったけど、デイジーもトリクシーも教室の後ろでずっと笑ってたもんな~

こんな感じでトークも和やかに終わり、このあとMCに藤原さんが加わり、倉田さんも登場されて次回公演 『アドルフに告ぐ』 へ思いを語ってくださいました。『死の泉』 『パサジェルカ』 に続いて 『アドルフに告ぐ』 と、どうしてナチス関係の作品が多くなるかについて曽世さん(藤原さん?)が尋ねられたところ、

「小さいころに読んだ 『アンネの日記』 と、作品名は忘れたけどやはり手塚治虫先生の作品が忘れられないからだと思う。ナチスの問題は究極なのでよく取り上げられるけど、この問題だけに限らず、世界ではまだ戦いというものが起きていて、そういうことについて、劇団員としてだけではなく、わたしたちは(人間として)考えていかなきゃならないんだと思う」

と、いつもの言葉を選びながら丁寧に、それでいて力強い語り口調で話してくださいました。それから、手塚治虫氏公式HP 手塚治虫ワールドに倉田さんのインタビューが掲載されているそうです。

ちなみに(わたしは観ていないのですが) 『死の泉』 は、最初の通し稽古のとき、4時間半?以上かかったそうです。倉田さんいわく 「あれだけの長い作品だから、ま、4時間はかかると思ったけど…」 このとき、劇団員から苦笑とともに 「えぇ~汗; 」 との声が…。倉田さん続けて 「でも、いちおう全部ひと通りはやってみないと、わからないから…」 と弁解しておられました。

そして、河内代表から 『アドルフに告ぐ』 のキャスト(既に 劇団HP に掲載)、続いて来年の公演予定(過去記事 The Grand Life 速報 をご参照ください)の発表がありました。

いちおうこれにて全プログラム終了。劇団員の方々が舞台上に整列し 「ありがとうございました~っ」 と一礼し幕を閉じかけるも、MC林さんが

   「なんか、さみしくなぁい? ねぇ、あれやろ~あれ。ハイタッチ!」

というわけで、既にフレッシュくんたちのblogなどにも書かれていますが、このあとみんなでロビーに出て、ハイタッチやりましたぁ~~~~~

2年前の京王プラザのときは人が多くて円の外のほうにいたから、全員の役者さんとハイタッチできなかったのですが(それでもほとんどの方とはできたし、十分楽しかった!)、今回はみなさんゆっくりひとりずつ回ってくださったので、全員とばっちりハイタッチできました もちろん高根さんとも! 京王プラザのときは、(高根さん)照れくさそうに、前列の人とだけタッチして、さぁっと行かれてしまったのでできなかったのですが、でもそれだけでも、高根さんがハイタッチをしてる~っていうのを見るだけで満足だった。(“舞台の中心で愛を叫ぶ” で、たとえ口パクだけでも 「I love you」 と言ってくれてるのを見るだけで嬉しいのと同じ) でも、今回はちゃんとハイタッチもできて、これ以上の幸せはありませんっ!にっこり

ほんとうに、ほんとうに楽しいイベントでした 劇団員のみなさん、スタッフのみなさん、ほんとうにありがとうございましたっ! そしてなんと言っても、今回は自分のチケットは第三希望まで全滅で当初は参加を断念していたのですが、心優しいライファーさんたちのおかげで運良く参加させていただくことができました。改めて心よりお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました!!!

長々と綴ってきましたイベントレポも、これにて最終回。
ここまでお付き合いいただいたみなさま、ご清読誠に、誠に

   ありがとうございました!!!
   心より感謝申し上げます。

とはいえ、当blogは明日からも続きます。もしよろしければこれを機にときどきのぞきに来ていただけると、とっても嬉しく存じます。今後ともご贔屓のほどよろしくお願い申し上げます。

                                 By 当劇場管理人 ふう

           ~ The Grand Life レポ The End ~



*尚、イベントの内容につきましては、記憶違いで多少事実と異なる点があるかもしれませんがどうかご容赦くださいませ。

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COMMENT

●お疲れ様でしたv

ふうさん、楽しいレポをありがとうございました♪
とうとう“完結”しちゃいましたね~v
毎回、ふうさんの心のこもったレポのおかげで、
私達「留守番組」もおおいに楽しむ事が出来ました!
ほんと、皆さんの様子が手に取るようでしたよ~♪
終わっちゃって寂しいけど、また通わせていただきますね。
お疲れ様でしたvv

・・・で、高根さんとハイタッチしたソノ手・・・
いつか、私と会う日まで洗わないよーに(遅かったか!!)

●いつもありがとうございます^^

>miyukiさま、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました!
後半はやや自己陶酔気味で、完全に自己満足なレポになってしまいましたが、読んでいただきとっても嬉しいですv-290 これに懲りずどうか今後ともよろしくお願いします!
「手」はもちろん洗ってない…っんなわけないか(笑) ですが、ハイタッチした直後に念力でmiyukiさんのもとへ送っときました~e-420

●おつかれさま~^^

楽しかったです!
とくに倉本さんのお話を教えてくださって本当に嬉しいです。
OZのアラモスの老人の台詞を聴いた時、そこに金色の麦畑が見えたような気がして感動したんです。Lifeにこんな役者さんがいるんだ~とゾクゾクしたの覚えてます。
そしてボーダーの話も良く分かります。芝居に限らず多面性、あるいはものごとや自分を一括りにしないあり方は大事ですよね。
ありがとうございました~^^

●完結!お疲れ様でした☆

ふうさん連載おつかれさまでした♪
いざ終わってしまうとちょっと寂しい気もします(^^;)

笠原さんのシビルは、初見ではやっぱり衝撃ですよね(笑)。かなりノリノリで演じられていた記憶がありますが、かなり迫力ある女子高生だったような…。
それと私も倉本さんの芝居に対するコメントは印象的でした。舞台への愛v-238が伝わってきますね。

●ご清読ありがとうございました^^

>ミモザ☆さま、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました!
アラモスの老人→ええ、ええ、すっごくよくわかります。わたしもあのシーンはとっても心に残っています。たったあれだけの出番で舞台の空気をぱっと変えてしまう、さすがだと思いました。
たしかにボーダーの話はいろいろなことに通じますよね。わたしもできるだけ広い視野と広い心を持てるようにしていきたいと思いますv-22

>tamayuraさま、最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!
笠原さんシビルはほんとにショッキングでしたよぉ~ なにしろライフ歴が浅かったですからね~^^; でもなんて幅の広い劇団なんだと、あれでますますライフにのめりこんだのを覚えています。これからも良い意味で「あっ」と驚くような芝居を観せてほしいですネv-290

●迫真のレポありがとうございました!

ふう様、渾身のレポートありがとうございました。私が友人と参加したのは第1回目でしたので、罰ゲームの担当は甲斐様でした。それも凄かったけれど高根様のほうも観てみたかったですねv-10ライフはお久しぶりの笠原様も「Daisyで何を演じたか皆覚えてませんよねーv-37」なんておっしゃるので思いっきり「シビルv-8!」と叫ばせていただきました。
昨日林勇輔様が出演したキャバレーナイトに行きましたが、芸達者な林様の
パフォーマンスに酔わせていただきました。これからも私たちを魅了し続けてくれる劇団であって欲しいですね。ではごめんください。

●ご来訪&コメントありがとうございます!

>新米ライファーさま
この度は当blog始まって以来の超大作^^;…もとい、拙いレポをお読みいただき、誠にありがとうございますv-290 新米ライファーさんは甲斐さん罰ゲームの回だったのですね。甲斐さんのカレンダーガールも貴重ですね~ 見てみたかったです^^ 最近若手の活躍も目覚しいですが、やはり甲斐さんや笠原さんといった大御所の存在感はさすがですね! 林さんのショーも行かれたとか。小ぢんまりとした空間でさぞかし見応え聴き応えあったのでしょうね~♪ これからもどんどん素敵なお芝居やパフォーマンスを披露していっていただきたいですネe-68

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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美・チャンス(『WHITE』)収録


Studio Life 『ドラキュラ』
劇中曲収録


Studio Life 『トーマの心臓』
劇中曲(アヴェ・マリア他)収録


















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