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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

芝居の稽古と翻訳

チケ情報局や Daily Life によると 『アドルフに告ぐ』 のお稽古真っ只中という感じで、稽古場の熱気が伝わってきます ところで常々思っていることなのですが、翻訳の作業ってお芝居のお稽古によく似ているなと(もちろん役者をやったことはないので、あくまでもわたしの勝手な想像ですが)。これは翻訳学校に通っていたころから感じていたことで、講師からはよく 「演出家になったつもりで訳すように」 とか 「翻訳演出をしなさい」 というアドバイスをいただきました。そして最近になってますますそれを実感しています。

翻訳の場合はプロローグがあればプロローグから、なければ第一章から順々に訳していきますが、これが芝居で言うところの 「抜き稽古」 そして最後まで訳し終えたらまた最初に戻って今度は全体を通して推敲していくわけですが、これが 「通し稽古」 のようなもの?

あとは翻訳学校でも言われたことですが、それぞれのキャラクターのイメージをできるだけ具体的に思い浮かべてみる。その際、俳優なり自分の友人なり身内なりにあてはめてみるとより具体的なイメージが浮かぶ。具体的なイメージが浮かべば浮かぶほど、たとえばそのキャラクターの台詞などを訳すときブレが出にくくなる。キャラクター設定があやふやだと、長い話なんかの場合はとくに、最初と終わりのほうで人格が変わってる、なんてことになりかねない。このあたりも、わたしのなかではものすごく納得できて、これがいわゆる 「役づくり」 というやつなのかな~なんて思っております。

わたしは極度のあがり症で、人前でなにかやるとなると、それはもう緊張を通り越して恐怖の域に達するわけです。そんな具合ですから芝居は大好きだけど、役者になるのは絶対無理。でも裏方の仕事はやってみたいなと、その思いは今でも持ち続けています。そういう意味でも翻訳をやりながら、「これが芝居だったら?」 と考えるのはすごく楽しい にっこり 

では 「訳者」 はどういう立場なのかといいますと 「黒子」 みたいなもんです。翻訳はあくまでも 「原文ありき」 そこに勝手になにかをつけ加えてもいけないし、差し引いてもいけない。自分の思い込みや余計な感情はいっさい排除しなくてはいけません。可能な限り原文に耳を傾け、作者がどういう意図で書いたのかを読み取って、それを日本語で再生するのが訳者の仕事。でも現実には訳者にもそれぞれ個性があって、同じ作品でも訳者によってずいぶん雰囲気が変わりますから、あくまでも理想論なんですけれどね。翻訳学校のある先生(プロの翻訳家として活躍されておられるかたです)なんかは、「訳者=黒子なんてわかりきっていることなんだから、せめて自分から、わたしは黒子です、なんて認めるのはよそうよ」 なんておっしゃってました。たしかにそれも一理あるなぁと思います。

これまた私事ですが、わたしは演劇人のかたのうんちくを聞くのが好きです。虚構の世界の人物や出来事について、真剣にあれこれ談義されているのを聞くのが大好き。というわけで、わたしも翻訳のこととなるとついあれこれ御託をならべたくなりますが、ご容赦ください、という言い訳でした。

また長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました

でわでわ、アデュー


追伸
マッチこと近藤真彦さんにお子さん誕生してたんですね~ 今週発売のTVぴあ見て初めて知った!(今号、次号と2号続けてマッチ特集がありますv) でもショック~ なにがショックって、今まで知らなかったことが(10月8日誕生、轟丞(ごうすけ)くんというらしい)。だってかつてはあんなにマッチのこと好きだったのにィ~ こんな一大事に1カ月半も気づかなかったなんて(報道発表は10/26か27ごろだったみたい) 14年間子供いなくて不妊治療とかもされてたらしいから、いやぁ、とにかく目出度い! マッチ&敦子さん、おめでと~

追伸の追伸
TVぴあ今号の Studio File は大ちゃん、次号(12/17(月)発売)はいよいよミカシュン登場です!


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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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