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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

十二月大歌舞伎

というわけで、観劇解禁第一作目は、歌舞伎っ!
日曜日、十二月大歌舞伎 夜の部を観劇してきました~ にっこり

  *  *  *  *  *

十二月大歌舞伎菅原伝授手習鑑 (すがわらでんじゅてならいかがみ)
寺小屋

久しぶりの海老蔵さんは、ドラクル以来。ドラキュラも素敵だったけど、やっぱ歌舞伎がイイっ! 今回は、勘太郎くん(女房、戸浪)との夫婦役で、とても新鮮だった。次世代の歌舞伎を担う若手の二人、なかなか見応えある演技で、今後の歌舞伎がますます楽しみです。

『寺小屋』 は、主人への忠義のために我が子の命をも差し出すという、今では考えられない話だけど、わたしはこういう歌舞伎や時代劇に特有の忠義、義理、人情という話が大好きです。とかく今の世の中では忘れがちで、なかにはこういったことを小ばかにする人さえいるかもしれないけど、実生活ではそこまでできないからこそ、せめて物語のなかだけでも、こういう世界を味わいたいと思う。ちなみに同じ理由で、忠臣蔵も大好き。


ふるあめりかに袖はぬらさじ
有吉佐和子 作
戌井市郎 演出

幕末の横浜の遊郭を舞台にしたこの作品、すでに何度も上演されているそうなのですが、今回、歌舞伎座初登場。玉三郎さんも何度もこのお園役を演じておられるそうで、どこまでが台詞でどこからがアドリブなのかわからないくらい、とにかく自然に演じておられました。そして、おおいに笑わせてもらった。(なんと初日は歌舞伎では珍しく20分オーバーだったらしい。ひょっとすると玉三郎さんのアドリブのせい!?)

それから病に臥している花魁亀遊(おいらん、きゆう)役の七之助さんのなんとまあ可憐なこと! 今回、前から4列目と最高の席だったのですが、そんな前の席でも、女にしか見えんかった。通訳役の獅童さんもめちゃくちゃ久しぶり。私生活ではいろいろとあったみたいやけど、舞台はさわやかでした。

弥十郎さんがイルウスというアメリカ人 を演じておられたのですが、達者な英語にびっくり。勘三郎さんたちとアメリカ公演とかされているから、自然と身についたものなのかもしれんけど、観ているうちにだんだんアメリカ人に見えてきた。

それから福助さん。寺小屋での主人への忠義のために我が子の命を差し出すという、嘆き悲しむ母親役から一転、おかめみたいな化粧をした唐人口遊女(外国人相手の遊女)マリア役で登場。あのはじけっぷりは、寺小屋のときの役者さんとは、とてもじゃないけど同一人物とは思えんかった~ 勘太郎くんも、こちらでは若き青年役。女形も立役も両方ばっちり見せてくれました。段治郎さんは、橋之助や勘太郎くんたちとからむのは今回が初めてとのことで、こちらもとても新鮮でした。そして、こちらにも海老蔵さん、ちょこっとだけど登場されました。浪人役なんだけど、このちょこっとだけが、また良いんですわ~

一カ月半ぶりの観劇、やっぱ劇場はよいです。生き返ります。今回、お隣が春猿さんのファンの方で、幕間におしゃべりしたりしてとっても楽しかったです。彼女の話によると、昼の部の紅葉狩は今まで観た紅葉狩のなかでいちばん良かったとのこと。玉三郎さんが鬼女、ほかにも海老蔵さん、勘太郎くん、澤寫屋の面々が出演されているので、是非とも観てみたいのは山々なんだけど。。。 よーっく考えて、どうしても観にいきたくなったら幕見で観にいこうかナ。。。

年明けは演舞場で海老蔵さんの通し狂言があるし、三月にはスーパー歌舞伎もあるし、来年もますます歌舞伎が楽しみだ~!


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COMMENT

●すてきだ~^^

有名な演目で、わかりやすいお話でいいですね。
若手の役者さんや玉三郎さんなどきれいな舞台だったことでしょう!。
海老蔵さんと勘太郎さん?大型で迫力のお二人ですね~
羨ましいです。ささやかに日曜日BSで「忠臣蔵」楽しみました~

●>ミモザ☆さま

久々の劇場、ほんと水を得た魚のようでしたヨ~v-520
玉三郎さんは、もう別格ですが、
近ごろは、若手もめきめきと腕を伸ばしてきてv-91
これからの歌舞伎界がますます楽しみですっ!
BSで忠臣蔵をやっていたのですね^^
やはりこの時期は忠臣蔵ですよねv

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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