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    芝居好きの駆け出し翻訳家。
    週3日派遣で働きながら、ロマンス小説の翻訳やリーディング* をこなし、いつか海外の戯曲を訳してそれを舞台で観る日を夢見つつ、日々翻訳修行に励んでいます。

    *リーディング: 原書を読んで、あらすじや所感をまとめる仕事。出版社が、海外の著作物を翻訳出版するかどうかの判断材料に用いる。

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    お知らせで〜す! 2月2日、ランダムハウス講談社より 『獅子の女神』 (シャノン・ドレイク著/河村恵訳)が刊行されます♪



    実はこの著書、昨年8月末から9月にかけて、そう、ちょうど 『決闘』 公演中のころ、少しだけ下訳させていただいた作品なのです。わたしにとっては初のヒストリカルロマンスで、かなり苦しみました^^; (当時の記事は こちら

    原著約450頁あるうちの約70頁ほどを下訳させていただいたのですが、最終原稿を拝見していないので本著を読んで復讐 復習したいと思います。どれだけ校正が入っているか知るのが怖い気もしますが 汗; 前へ進むためにも、まずは現実と向き合わなければ!

    物語の舞台は 12世紀のスコットランド。ヒロインはヴァイキングの娘、ヒーローは王の騎士です。かなり史実も盛り込まれているので、べたべたなロマンスというよりは、スコットランド版大河ドラマという感じ!? 以下、Amazonの内容紹介からの引用です。

      *  *  *  *  *

    国王に命じられた政略結婚。
    若獅子の異名を誇る勇猛な戦士の相手は
    恐ろしいほど反抗的なブロンドの女神だった――

    浅ましいノルマン人との結婚なんて、絶対に嫌だ――
    ヴァイキングの娘メリオラは政略結婚を命じた国王に反発し、
    相手が到着する前に城を抜け出した。
    時は12世紀、政略的混乱を極めたスコットランド。
    この結婚で戦乱を回避したい国王の気持ちもわからなくはなかったが、
    メリオラにも事情があった。
    しかし、城外に出る直前で、屈強な男に捕まってしまう。
    わけを話し、見逃してもらったが、彼女も男もまだ気づいていなかった――
    互いがその結婚の相手だということに。

      *  *  *  *  *

    著者のシャノン・ドレイクは、ロマンス小説界では有名なベストセラー作家ヘザー・グレアムの別名です。

    ところで本著、原題は “COME THE MORNING” というのですが、なんか妙です。 The morning comes. (朝が来る) ならわかるけど、Come the morning ってどうよ!? でも、タイトルだし、こういうのもありなのかなと最初は思いました。文法とかあまり関係ないのかなって。でも、どうも気になります。。。こういうの。職業病です。てか、それをはっきりさせるのが仕事です ^^; で、調べました。

    注意)英語アレルギーのかた、ここからは要注意です。

    そしたらありました、『ジーニアス英和大辞典』 に! "come" で引くと自動詞 I の10番目にこう書かれていました。

      「《略式》 [仮定法現在形で] [VS] (時が)来ると」

    でもって、用例を見ると。。。

      You can hardly find parking space around here, come summer.
      夏になると、このあたりではまず駐車のスペースはありません。
      (= …when summer comes.)

    なるほど、要するに ”when...comes” と同じ意味になるわけだ。つまり本題に戻ると、”when the morning comes (朝になると)” になるわけか。

    そういえば本文のなかで、窮地に陥ったヒロインの心理描写でこのフレーズがよく出てきました。Come the morning. つまり、「朝が来たら」 と言っていたのですね〜 で、それが原著ではそのままタイトルになっていたというわけだ。

    これでスッキリしました。ジーニアス大辞典さん、どうもありがとう。。。


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