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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

ファイル/残置物処理班

Studio Life の深山さん、流山児★事務所 の甲津さんが出演されている
『ファイル/残置物処理班』 を観てきました♪

zanchibutsu場所は、新宿シアターサンモールの路地をはさんですぐお隣の サンモールスタジオ で、わたしは今回が初めてでした。キャパ約100名という小さな芝居小屋(大好き、こういうの!)。でも実際にはもっといっぱい入っていたような気がするな。。。とにかく平日の夜にもかかわらず最前の座布団席まで満席でした。お芝居のほうですが・・・
うーむ、これがなかなか、感想を書くのが難しい・・・。
タイトルにある “残置物(ざんちぶつ)” は、失踪や自殺、孤独死などで、その家の主(あるじ)が突然いなくなった後、そこに残った物のこと。例えば自殺や孤独死なんかで遺体の引き取り手がいない場合、警察がその遺体を引き取るわけですが、その後の片付けとかは警察の仕事ではないらしく、そこでその“残置物” を処理するのが “残置物処理班” と呼ばれるかたがたの仕事です。

芝居のなかでは、隊長(甲津さん)を始め6名の処理班が登場し、どうしてこの仕事をしているのか、どういうことを考えながらこの仕事をしているのかなど、処理班のメンバーたちのそれぞれの思いを織り交ぜながら、オムニバス形式のような感じで綴られていきます。

ある日、とあるアパートでひとり暮らしの中年男性が亡くなり、処理班のメンバーたちがいつものように処理に駆けつけます。そこでひょんなことから故人の娘姉妹と遭遇。姉妹は早くに父と別れて暮らしてきたので、妹のほうは故人である父親の顔すら覚えていません。母はすでに他界、姉は嫁いですでに他家の人間となっています。

通常は、処理班と遺族とが顔を合わせることはないのですが、ま、そこが芝居ならではと言ったところでしょうか。父の最期の様子が知りたい。どんな物が残っていたのか教えて欲しいと、処理班にせがむ故人の娘。ところが処理班にしてみれば、毎日のように家を片付けて回っているのですから、一軒一軒の様子をいちいち覚えているわけではありません。

“残置物処理班” という、今まで知らなかった人たちの存在を知り、なかなか興味深い作品ではあったのですが、どちらかというとドキュメンタリーを見ているような感じがしないでもなかったなぁ。欲を言えば、あともう一捻りなにかが欲しかったという感じ。

とはいえ、昨年、家で仕事をしているとき、ふと 「今、もし自分になにかあっても、誰も気づかないんだろうな」 などと考えたことがあって――というのは、ひとり暮らしだし、親や友人にまめに連絡しているわけでもないから――そういう意味では、“孤独死” というのが、まったく他人事ではないような気もして、なんとなくいろいろと考えさせられる舞台でした。

ところでお目当ての深山氏はと言いますと、処理班のひとりで、お笑い芸人を目指す関西弁の若者という役どころ。ひょうきんなんだけど、どこかセツナイ、そんな青年を魅力的に演じておられました。「バブルがはじけて、バブー」 「なんで赤ん坊になるねん」 なんていう、ひとりでボケ、ツッコミの練習もしたりなんかして。でも、これがまた、なんとも切なくてイイ感じなのですよ。サンモールスタジオという小さな空間で、間近で深山さんの演技を観ることができて、とっても嬉しかった~

ただひとつ問題が・・・。隣のおじさんの息づかいが荒く気づいたら居眠りしていて 汗; もうどうにもこうにも気になってしかたがなかったので、思わず肩をつついて起こしちゃいましたよ 。ま、その後は比較的静かになってくださって、ゆっくり芝居を観ることができたからよかったけど。始めのほうは、も~頼むわ、おじさん、て感じでした。やれやれ。

さて、今後の深山さんのご出演予定は・・・

以前、TVぴあの Studio File に掲載されていた 『レクチャーオペラ』 はなくなったみたいです  イベントそのものがなくなったのか、深山さんが出演されなくなっただけなのかは不明ですが、とにかくあっちがなくなって、こっち(残置物処理班)に出演されることになったとか。

そして、やっぱり 『夏の夜の夢』 には出演されないみたい。残念(涙)
深山さんのスナウト、好きだったのにナ~

その代わりと言ってはなんですが、5月か6月客演があるそうです! わーいッ!
しばらく深山さんの舞台はおあずけですが、その客演を楽しみに待ちたいと思います。にっこり


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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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