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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

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カリフォルニア物語 その四

カリフォルニア物語
 カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫)

ついに、原作全4巻、読了しました~!
このあいだ、第3巻のテリーのお葬式のところを電車のなかで読んでいたら、思わず泣きそうになった。ちびヒースとちびテリーが積み木をしている絵を見たら、急に切なくなった・・・(第3巻165頁)

それから前回書いた、イーヴの遺体が運ばれてくる前になくなった女性は、マリアではなく、マリアンでした。ヒースが働いている映画館のモギリの女性。でも、原作では、イーヴが亡くなったあと、このマリアンが投身自殺を図るシーンが登場するから、やはりあれ(マリアン自殺→暗転→イーヴの遺体が運ばれてくる)は、演出家の意図だったのでしょうね。。。わたしゃ、すっかりそれにしてやられた。

幼い頃のテリー、ヒース兄弟について描かれた番外編 『夢の園』 もすごくよかった。テリーの目線で描かれたこの番外編。テリーのヒースや両親に対する気持ちがわかって、さらにいっそうせつなさ感をそそられた。

感想の続き――



前回第二のウルウルポイントまで書きましたが、ラスト、第三のウルウルポイントは、ヒースがイーヴの最後の客ピットを撃って、その銃口を今度は自分のこめかみに突きつけるところ(原作第4巻160頁)~エンディングまで――

原作ではわりとあっさり銃をジェンキンズ警部(河内代表)に渡してしまうのですが、舞台版では、ひょっとしたらこのままヒースは死んでしまうのではないかと思わせるほど、長い時間――実際はそれほど長くはなかったのかもしれないけど、それくらい長く感じられた――ヒースが銃口を自分の頭につきつけているのですよ。

そこでバックに浮かび上がるイーヴの姿。実のところ、このあたりも記憶があやふや(すみません^^;) たしか、後方高台にイーヴの姿がピンスポットで照らし出されたような・・・でもって、ここで再び例の置き手紙が読み上げられる。ヒース、銃をジェンキンズ警部に渡す――だったと思うんだけど、もしかすると妄想入っているかもしれません^^。

そして、ラストは全員でふたたび 「別れは旅立ち♪」

劇中曲 その四: ♪「別れは旅立ち」 ( 原曲: I’ll Be There by Jackson 5 )
♪舞台では生バンドによる演奏つきでしたが、今回は、しっとりしたアカペラでお楽しみください。



この曲、一幕の終わりでヒースが東へ旅立つシーンでも歌われます――
ヒース、マイケル、テリー、スージーの4人で。

原曲の歌詞もステキなんだなぁ~

  I’ll be there to comfort you. (いつでもなぐさめてあげる)
  I’ll be there to protect you. (いつでも守ってあげる)
  Just call my name and I’ll be there.
       (呼ばれたら、いつだってきみのところへ飛んでいくよ)

♪全歌詞はこちら >> LYRICS007

いちおうこれで舞台に沿って全体の感想を綴ってきたのですが、これまでに書ききれなかった特に印象に残った役者さんについてひと言――

仁田宏和さん(スージー役): 原作より上品で大人な感じのスージーでしたが、あの穏やかな語り口調、ヒースを包みこむ温かい演技がとってもよかった。

三上真史さん:(チャーリー刑事他多数): SPAレンジャーイエロー。残念ながら Grade Crossing チームでは裏役だったので、がっつり観ることはできなかったのですが、たしか二幕の初めのニューヨークの街の人々が歌うシーンで、舞台の中央に立ってソロで歌うパートがあり、なんかね、すごく目を引かれた。三上さんのテリー、観たかったなぁ~

曽世さん(インディアン): 『アドルフに告ぐ』 の峠草平とよく似た役どころで、舞台ではナレーションのような役割も担っていた。こういう役、曽世さん、やっぱり上手いです。曽世さん、歌が上手いらしいから、ソロでもっとがっつり聴きたかったなぁ~♪

最後にもうちょっとだけ――
カリフォルニア物語を観て、なんとなぁく 『メッシュ』 を思い出した。父子の確執、赤の他人の2人の男の不思議な共同生活・・・。ビジュアル的には大ちゃんは絶対ヒースなんだけど、人なつっこいところや甘えっ子なところはイーヴに合っているんじゃないかと。もう少し若けりゃ(?!)、高根さんヒース&大ちゃんイーヴもありなんじゃないかと――

それから、期待していた特別出演のおがっちですが・・・。ところどころ、あれかな?っていう場面はあったんだけど、なにしろ席が後方だったもので、結局わからんかった^^; 二幕で金庫破りをしたイーヴとブッチを追いかけるポリスのひとりがおがっちだったような気がするんだけど、確信ありません。前方席でもし、おがっち発見されたかたいらっしゃいましたら、真相教えていただけるとうれしいです。

長々と綴ってきましたが、『カリフォルニア物語』 の感想、いちおうこれにて終了。
(もしかしたら、あとで思い出してまた追記するかもしれませんが^^;)
最後までお読み戴き、ありがとうございました。


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COMMENT

●お久しぶりです!

こんばんは。ご無沙汰しております!
カリフォルニアレポも完結e-266 お疲れさまでした。
松本イーヴは本当に大好きでしたe-265
私も後方席だったのですが、緒方くんはたぶんポリスの中にいたと思います。
なんとなく、走り方に見覚えがありましたe-461

いつの間にか夏夢キャストも出ていてびっくりです。
緒方くんのフィロストレイト楽しみです!! …って、緒方くんの話ばかりで失礼しました(^^;)

●>tamayuraさま

こんばんは! コメントありがとうございます^^
マツシンイーヴ、ほんとよかったですね~ 思い出すと今でも心が痛くなります。
あのポリスはやはり緒方くんでしたか。tamayuraさんもそう思われましたか。
>走り方に見覚えがありました
わたしもです!(笑)
フィロストレイトは出番は少ないけど、初演でけっこうインパクトのある役柄だったので
今からとっても楽しみにしています♪
>緒方くんの話ばかりで失礼しました
ぜんぜんOKですヨ~ むしろ大歓迎で~す♪♪♪

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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