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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

死の泉 東京公演千秋楽

死の泉 各チーム東京公演千秋楽観てきました♪

これまでわたしにしては珍しく!?辛口な感想を書いてきましたが、やはり千秋楽はいいですね^^ 最後のカーテンコールを観るとなにもかも忘れて、あぁよかった~と心のなかがとっても幸せな気分で満たされます。役者さんたちのあの満ち足りたキラキラした表情が大好きで、ある意味それを見るためにせっせと劇場へ足を運んでいるといっても過言ではありません。

そして実際芝居自体もすごく良かった。たしかにフランツとマルガレーテがいつのまにあそこまで愛し合うようになっていたのかの経緯など、あいかわらずわかりにくい部分もありましたが、それでも全体的に完成度は確実にUPしていたように思います。

両チームを続けて観て思ったのが、1幕はReingold(山崎さんクラウス)チーム、2幕はWalküre(セッキーミヒャエル)チームが好きかなということ。クラウスはマルガレーテに対する “好き好き度” が山崎さんのほうがよく表れていたような気がします。昨日のWalküreチーム千秋楽のカテコで山崎さんが、「(稽古中)ミカシュンが自宅に泊まりにきてふたりで並んで寝たことがよい思い出――」とおっしゃっていて、それを傍らで聞いているミカシュンとのツーショットはまさに本物の夫婦のようでした それにミカシュンはどこからどう見ても女性にしか見えんかった~

セッキーミヒャエルについては前にも書きましたが、ほんとうによかったです。舟見くんもよかったんだけど、わたしのなかではセッキーのほうがミヒャエルのイメージにより合っていました。パサジェルカでのマルタ役も好演していたし今回また一段と成長されて、今後の活躍がますます楽しみになりました。

それからこれも前にも書きましたがアラケンゲルトもよかった~ ゲルトという役自体が死の泉という、みんなどこかしら奇怪で独特の雰囲気のある登場人物のなかにあって、いちばんフツーの存在で、そのフツーの15歳の少年のイメージと荒木くんの雰囲気がとてもよく合っていました。見た目もカッコよかったし。

そしてなんといっても忘れてならないのが深山さん演じる少年エーリヒ。マルガレーテもクラウスもミヒャエルもゲルトもよかったけど、やっぱり少年エーリヒが断トツで好きでしたね~  1幕でのあの無邪気な笑顔、それとは対照的な2幕の回想シーンでのあの悲しい末路。奥田くんの少年フランツがこれまたけな気で、あの回想シーンでエーリヒをかついでいくところ、そしてその後「エーリヒ、死ぬな!」と叫ぶシーンには、いちばん泣かされました。そういう意味では今回の死の泉、わたしにとってはマルガレーテとフランツとの関係より、フランツとエーリヒ、それもとくに少年フランツとエーリヒの関係のほうが強く心に残っています。

終演後の挨拶で倉本さんが 「この作品はたぶん今後もキャストを変えて何度も上演されいくと思いますが、祖母の役は当分ぼくがやっていきたい」 とおっしゃると、それを受けて深山さんも 「この役(少年エーリヒ)をやるのは3回目ですが、テツさん(倉本さん)が言われたように、ぼくも10年後もこの半ズボンを履いて頑張りたい」 とおっしゃっていました。永久欠番じゃないけど、ほんと深山さんには永久に少年エーリヒを演じ続けていってもらいたい、そう思ってしまうほどハマり役でした。(ちなみに、このあと藤原さんも 「(青年グラーフと中年グラーフのうち)中年グラーフはしばらくはぼくのほうでやらせていただきたい」 とおっしゃっていました(笑))

というわけで、少年エーリヒの笑顔がたまらず、結局死の泉の舞台写真両チーム分購入してしまいました。これでとうぶんこの写真を見ながらデレデレして過ごすことになりそうです(笑)。

とにもかくにもすごい大作でした。わたしはお芝居を観てから原作を読んだので、舞台の情景を思い出しながらなんとか読了することができましたが、もし先に原作を読んでいたらあのボリュームとこの内容、ひょっとすると途中でギブアップしていたかも・・・。そう考えると、この原作を読んで舞台化したいと思われた倉田さんてやっぱりすごい人だ!


そしていよいよ今週末は神戸公演。東京へ観にくることができなかったライファーの皆さま、ついに1週間をきりましたね♪ どうぞお楽しみに!

そして劇団の皆さま、21日の大千秋楽までがんばってください!
神戸公演の成功、心より祈っております!!!

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COMMENT

ご観劇もお疲れさまでした~^^
地方の私にとっては羨ましいほどですが
ご感想の数々、本当にありがたかったです。
情景や役者さんを想像しながらたっぷり楽しみました~
こうして何倍にも舞台を感じることが出来ます。
神戸公演に期待します。ありがとうございました。

●>ミモザ☆さま

毎回偏った感想ですが、いつも読んでいただきありがとうございます! 神戸公演いよいよ明日ですネ!! 新神戸オリエンタル劇場は行ったことがないのですが、その名前から勝手に中世のステキな劇場を想像しています(あくまでもイメージですが^^;)
ミモザ☆さん、明日は思い切り楽しんでいらしてくださいね!!!

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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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