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ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

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ブルータスの心臓

  

いや~それにしても暑いですね。クーラーを使えばいいんだろうけど、エコのこととか(電気代のこととか(^^;)考えると、ずっとつけっぱなしにしておくのはどうも気が引けて、つけたり消したりしてるんですけど、あんまり我慢して(!?)熱中症になっては元も子もありませんからね~ ま、適度にやってます。

昨日は散らかっていた部屋をやっと片付けることができて、今日は気持ちよく朝を迎えることができました。それから7月から読んでいた東野圭吾さんの 『ブルータスの心臓』 をようやく読み終えることができました。いつもは通勤の電車の中が主な読書の時間になるのですが、忙しくなるとつい睡眠時間に充ててしまうので、読了するのにずいぶん日数がかかってしまいました。

ストーリー(Amazon.comより)
産業機器メーカーで人工知能ロボットの開発を手がける末永拓也。将来を嘱望される彼は、オーナーの末娘・星子の婿養子候補になるが、恋人・康子の妊娠を知り、困惑する。そんな矢先、星子の腹違いの兄・直樹から、同僚の橋本とともに、共同で康子を殺害する計画を打ち明けられ…。大阪・名古屋・東京を結ぶ完全犯罪殺人リレーがスタートした。傑作長編推理。


東野さんの他の多くの著書同様、本書も面白かったですね~ ここのところミステリーづいてるせいか、多少の事件の展開は読めるんだけど(次の被害者は誰かとか)、東野作品はその犯人や動機がまったく読めないのですよね。だから気になってどんどん先を読み進んでしまうわけです。今回も事件の展開を予測しながら、誰が犯人なのかずっと推理しながら読んでましたけど、かなり終盤になるまでわかりませんでした。

とはいえ、安直なミステリーだと、それまで全然出てこなかった人がいきなり登場して、そこで初めて明かされる事実が次々と出てきて、実はこの人が犯人でした、と言われ、じゃあ今までの話はなんだったんだ?とシラけてしまう場合がありますが、東野作品にはそういうことはなくて、ストーリーの随所に推理のヒントが散りばめられていて、ラストで事件の真相が明かされたときに、それらがピピッと頭の中でつながって快感なのです。記憶があやふやで、どこでそのヒントが出てきたか思い出せずストレスになる場合もありますが(^^; でも、それはそれで前に戻って探し当てたときのすっきり感がまたいいのです。

東野さんのすごいところは、こういう本格派推理小説だけでなく、以前に紹介した 『あの頃ぼくらはアホでした』 みたいなエッセイ集や、『超・殺人事件』 のようなブラックユーモアを交えた短編集まで書けてしまうところ。東野さんの作品は本格ミステリーは当然のことながら、個人的にはこういった“笑える”作品も結構好きです(笑)

『超・殺人事件』 は最初の 「超税金対策殺人事件」 からかなりハマりました。あと 「超長編小説殺人事件」 は東野さんの豊かな文才が如実に表れていて、とくにお気に入りです。火曜サスペンスや土曜ワイドなどがお好きなかたは楽しめるんじゃないかなと思います



内容説明(Amazon.comより)
新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる―。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集



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プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

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