FC2ブログ

ふうの翻訳劇場

~ 芝居好きの駆け出し翻訳家ふうの日記 ~

きっかけは…。

翻訳の仕事の第一歩は、自動車部品メーカー(エアパッグとかシートベルトとかチャイルドシートなどの自動車安全部品メーカー)の技術部門でのお仕事でした。派遣で他の業務と兼ねながら翻訳の仕事をさせていただいておりました。また当時は、インタースクールという学校で実務翻訳全般を学習しておりました。

3年ほどして、サンフレア・アカデミーという学校で「機械機器翻訳科」というのがあることを知り、機械翻訳についてちゃんと勉強したことがなかったわたしは、インターを辞めて、半年ほどそちらへ通うことにしました。サンフレアーではコース終了後、トライアルを兼ねた終了試験があるのですが、その結果が、とにかく惨憺たる出来で…。会社で多少の経験があったから、少々おごりがあったんでしょうね。もう少しましかと思ってたんですが…。とにかくひどかった  英訳のほうなんて、たしか「基礎からやり直しましょう」的なことが書かれてあった…。きっつー jumee☆Feel Depressed4

ただサンフレアーでは既存のテキストを使った講義なので、再受講しても、また同じ内容になってしまいます。なので、そのまま機械の道へ進むとしたら、あとは「特許」コースへ進むしかなかったのです。そこで、「特許」コースの一日体験授業を受けてみました。需要は多いし、それなりの実力をつければ、食うには困らないと言われました。

けれども、前々から文芸にも興味があったので、別の学校の文芸講座の体験授業も受けてみたのです。そしたらですよ、やっぱりね、楽しいんですよ。もともと興味があったことですからね。ただ、はっきり言って、これで食べていけるかどうかはまったくの不明。そうとう迷いましたが、機械翻訳の試験(トライアル)でそうとう凹んでいたので、どうせならいっちょ好きなことにチャレンジしてみるか、と、それがきっかけで文芸翻訳の道へ進んだしだいです。

(機械翻訳の)トライアルに失敗して、好きな文芸翻訳の道を選ぶ決心がついたというのはなんとも皮肉な話ですが、今となってはこれでよかったと思っています。ただ食べていくには、当分実務との両立が続きますが…。

当時、インタースクールのクラスメートだった友人に宛てたメールで、その頃の心境を吐露しています。他人のメールなんて興味ないわ、と言われてしまいそうですが、もしもご興味のある方がいらっしゃいましたら、「続きを読む」からご覧くださいませ。(ちなみにこの友人もblogをやっています。国際政治やサッカーの話題が多いです。→ 思いつくままに

blogランキング参加中です! クリックお願いしま~す♪
人気blogランキングへ




翻訳学校での元クラスメートに宛てたメール

……来期のこともう決められましたか?
私は、悩んで悩んで相当迷ったあげく、ついに来期は文芸翻訳に決めました。このメールを打つ前に、WEBで申込みを済ませたところです。
正直今でも迷いはあるのですが、とにかく一度本格的に文芸翻訳の勉強をしてみようと思います。かなり前に通信で挑戦したことはあるのですが、課題の3分の1も終わらないうちに脱落してしまいましたから、今回は半年間基礎ではありますが、一度きちんと文芸をやってみることにします。

特に今月は観たいお芝居が目白押しだったこともあり、戯曲翻訳への想いが強くなったことも理由の1つです。それと、最近よく「もし生まれ変わったら、それか昔に戻れたら、何がやりたいか?」と自問していたのですが、その答えとして、特許翻訳を目指すのかと考えたところ、やはりそれはNo(ノー)で、もし本当に生まれ変わるか昔に戻れるかできたなら、やっぱり好きなお芝居に関われる何かがしたいと思ったのです。そんなふうに考えていたら、だったら今からやればイイじゃん、て思えてきて、それで文芸翻訳を選びました。
不安だし自信も全然無いけど、挑戦もしないうちに諦めると絶対後で後悔するし、いつまでたってもこの思いが断ち切れない気がして、やるだけやって、ダメなら諦めもつくかなと。やる前からこんな風にネガティブ思考じゃ駄目ですよね。とにかくやれるだけのことをやってみます。

実は昨日も観劇に行っていたんですよ。今度はワイルドとは全く異なった世界で、中国の『西太后』の話しです。歴史にはあまり詳しいほうではないのですが、西太后は母であること女であることを捨て、清朝を牛耳った猛女と呼ばれているらしいのですが、昨日見たお芝居では、そんな風にして生きなければならなかった、彼女の孤独や辛さが描かれていて、本当に見事な舞台でした。これだから芝居は止められないと、心底思いました。このことが、最後の最後まで迷っていた私の背中を押してくれたのかもしれません。(以下略)

スポンサーサイト



COMMENT

●こんばんは

こんばんは、kobe_harborです。
ブログ訪問&コメントありがとうございます。

今まで翻訳というお仕事は別世界のことのように思っていましたがふうさんのBlogを拝見させていただいて、少しだけ垣間見ることができました。

お察しの通り私も関西出身です。
ポチリと応援させていただきます。

●No title

こんばんは。ご訪問、ありがとうございました。翻訳家の方に興味を持っていただけたのはとてもうれしいです。今回のアップデートで、関西の方について言及しておりますので、正しい記述かどうかご確認ください。

●ご訪問&コメントありがとうございます!

kobe_harborさま、桜田さま、
ご訪問&コメントありがとうございます。
翻訳家と言ってもまだまだほんの駆け出しで、名乗るのがおこがましいくらいなのですが、あえて名乗って自分を追い込んでいます。早く「駆け出し」が取れて一人前の翻訳家になれるよう、日々精進あるのみです。英語をやる同士として、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

桜田様、「関西」の件、blogのほうへコメントさせていただきました^^

●No title

桜田です。早速のコメントありがとうございます。ふうさんはシャイな関西人なのですね。もっとも関西人と言っても、京都と大阪、そして神戸では、言葉は似ててもキャラクターは違うのかもしれませんね。京都人は建前が好きだといいますが、実のところどうなんでしょうね。それはさておき、関西弁の「ホンマに?」は通常"Really?"と訳せばいいと思うのですが、「ホンマに?絶対やで?」というような使い方の際は、"Are you sure?"ということかなあと思っています。よりカジュアルに「マジで?」とすると、"Are you sure?"ではなくなるのかと・・・すみません、どうでもいいですね。m(_ _;)m

●桜田さま

早速のコメントありがとうございます。
正直に言うと、関西といっても滋賀県なのでビミョーです(^^;
すぐとなりは岐阜県だし、場所によっては大阪より名古屋のが近いですから。
地元の短大を卒業後、京都か大阪へ就職しようとしていたら、就職課の先生に「京都」のほうが住みにくいかも、っていうようなことを言われました。ひょっとすると、その「建て前」のことをおっしゃっていたのかもしれませんね。個人的には、あのはんなりした京都弁が大好きなんですけれど。

言われてみると、「ホンマに?」には、No kidding! に近いのかな、とも思いましたが、これだと「嘘っ!?」になる…?。Are you sure? は、「念押し」で「ホンマにそれでエエのん?」ていう感じ? 「マジで?」は、Are you serious? ですかね…???
桜田さんの、その言葉へのこだわり、翻訳家に向いてるかも? あ、でも法律も、言葉のニュアンスって、とっても大切ですよね。

●No title

すみません、すごくしょうもない話をまともに相手してくださって。「ホンマかいな?!」と強いニュアンスになれば、確かに"No kidding!"かもしれませんね。「マジで?」はAre you serious?か、なるほどなるほど・・・。
ふうさんは滋賀の方ですか。滋賀では私はもみじの美しい山科が好きです。お金持ちになったら住んでみたいですね(^^;)
ご推察の通り、法律学とは基本的に条文解釈の学問なので言葉が命といっても良く、企業法務の仕事は主に契約書の作成なので、法律というよりむしろ言葉の仕事です。もっとも、ロジックに強いことが一番重要であって、ふうさんの手がけられる分野のように文学的センスは別に必要ありません。もっとも、中には中村稔弁護士のように、詩人として著名でありながら、弁護士としても一流という方もおられますが。

COMMENT FORM

管理者にだけ表示を許可する

翻訳作品 放送情報

幻の西部劇シリーズ
『マーベリック』
出演:
ジェームズ・ガーナー
ジャック・ケリー
土曜夜11時~ 衛星劇場にて
絶賛放送中!
番組HPは、コチラ

最近のコメント
最近の記事
過去の記事
カレンダー

07 | 2019/08 | 09
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

リンク
ブログ内検索

プロフィール

ふう

Author:ふう
(B型、みずがめ座、木星人+)
芝居好きの駆け出し翻訳家。
派遣社員として製薬会社で翻訳業務に従事するかたわら,2010年春より在宅で字幕翻訳の仕事をさせていただいております。いつか自分の訳した戯曲が舞台化され,それを観る日を夢見つつ,日々翻訳修行に励んでいます。

※当ブログについて:
当初は芝居と翻訳について半々の割合で書くつもりでしたが,今ではほとんど観劇日記と化しています。“翻訳”等のキーワードでアクセスしてくださったかたには申し訳ありません! でもたまに仕事や翻訳についても語っているので、もしよかったらまたお越しくださいね。

カテゴリー
お薦め!


『リカ』
~ DVD 発売中!~
ウエストエンドスタジオプロデュース
2009年8月上演舞台
原作:五十嵐貴久(幻冬舎文庫)
脚本・演出:-もとひろ
◇問合せ:Westend Studio
演出家-もとひろさんのblog
DVD予告編
公演詳細





美・チャンス(『WHITE』)収録


Studio Life 『ドラキュラ』
劇中曲収録


Studio Life 『トーマの心臓』
劇中曲(アヴェ・マリア他)収録


















月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSフィード